2013年4月18日木曜日

いまもつれづれ踊り子日記


すっかりすっっっかり更新が滞っておりました。
m(__)m

気を取り直して
現在(いま)もしっかり更新してまいります。


下記のブログにて
踊りに関わる日々の様子を綴っております。

宜しくお願い致しますm(_ _)m

○〜ほぼ毎日つれづれ踊り子日記〜

つれづれ踊り子編

http://blogs.yahoo.co.jp/kourinnokonoko


○♪アメーバブログ版 ♪


〜ほぼ毎日つれづれ踊り子日記〜

http://ameblo.jp/kourin-m0901/

【過去日記】内弟子と着物の生活


  随分ご無沙汰してしまいました。
 謹賀新年からまったく更新していないというなまけっぷりを反省し
 過去日記をどどーんと更新中です。

 《2007/6/28(木)》に書いた日記

 突然ですがここの所、師匠はよく踊りの用事でお出掛けになります。

 ので、私は師匠の着物の支度を度々させて頂く事になります。

 着物の支度とは、何をするかというと


 ○まず肌襦袢に襦袢に足袋に足袋カバー場合によって東スカート、ステテコ
 というように下着類を一式そろえます。(お稽古用とはもち別なのだ)

  
 ○次に小物の用意、お出掛け用の帯枕に帯板、扇子(仰ぐ用)、紐、伊達締め

 ○その次に指定された着物と帯を用意します。
 着物にシワがないか確認し、気になるシワをスチームアイロンでもって
 丁寧に伸ばしていきます。(特に衿のは絶対に綺麗じゃないとNG)

 ○そして、着物と帯に合った、帯締めと帯揚げを選びます。
 これは私が自分の感覚で選んでよいので迷います、迷った挙句
 2、3個よさそうなのを出しときます。セコイデス

 ○最後は、玄関に草履を出して終了です。
 草履の色はお着物の感じに合わせて師匠が選ばれます。
 ちなみに草履はきっちり並べて出してしまうと履き難いので
 少し遠めに距離を少し空けて並べます。
 

 修行に入るまで着付けどころか着物に対してほぼ知識のなかった私は
 この『お支度』によって「着物の智恵」を授かったと思います。

 師匠の着物の畳紙(たとうし)には、必ず着物の種類と柄か明記してあり
 『明日は、市松の帯に、○○』
 『角通しに塩瀬の○○』
 と指定して頂けるので
 その名前の記された畳紙を探して、中身を見る訳で
 「ほぉ~これが、角通しか、万筋ってこういう柄なのか、つま先模様ってこんなのか
 海老茶ってこういう色なのか」
 「この着物には格的に名古屋帯は合わせられないのか」
 っと、自然と柄や色や種類やTPOを把握していく事になるのです。
 
 しかも、スチームアイロンかけますから、全体像をばっちり観察出来ます。
 
 

 私の個人的感想ですが 
 着物の色の合わせ方って、洋服の感覚とかなり違うと思うのです。

 たまに『。。。。。。。。この着物にこの帯ありなんですか。』
 と思う事があっても、着た姿を見るとなるほどと思います。
 ので、帯揚げや帯締めも、師匠の選択を見て新たな発見をする事があります。


 たまに歌舞伎役者さんの私服姿を見て
 『キテレツな配色・・・・ね』スイマセン

 と思うのはこの洋服と着物の配色感覚の違い故ではないかと思う事があります。
 
 何にせよ、着物の道も奥が深いのです。
 まだまだ、知らない事ばかり。

 ではっ(ー∀ー)」


 (余談)
 着物にはちゃんと暦があり
 袷、単衣、絽、紗と季節によって着わけますが
 最近は気候のあまりの変化しっぷりに
 現実の暦と着物の暦に大きなギャップが生じています。
 今は正式には単衣ですが
 想像するだけで暑いがな・・・・・。

【過去日記】アヒルと夏の思い出

  随分ご無沙汰してしまいました。
 謹賀新年からまったく更新していないというなまけっぷりを反省し
 過去日記をどどーんと更新中です。

 《2007/6/28(木)》に書いた日記

 先日、知人から借りた本を読んでいて
 (その本の内容が作者自身の幼少時代を振り返った本なのですがタイトル忘れ。。)
 小学校時代のある出来事をふと思い出しました。

 それは、飼育小屋の話です。
 私の小学校には比較的規模の大きな飼育小屋があり
 中では鸚鵡にウサギにニワトリ、アヒル、あと確か亀を飼っていました。
 その飼育小屋の飼育係をクラス事に交代で担当し、
 エサをやったり小屋の掃除をしたりして、動物を皆で育てる訳です。
 

 ところで、小屋には1匹問題の生物がいました。
 それはアヒル
 私は今でも覚えています。

 
 そのアヒルがやたらと凶暴だった事を・・・
 
 
 ある日私は、小屋の掃除をするため恐る恐るアヒルの小屋に近付き、鍵を開けて
 小屋の外に出そうとしました。
 最初は大人しく戸が開くのを待っていたアヒルだったのですが
 戸が開いた途端、何故か小屋の隅から全速力で私のほうに駆け出して来たのです。

 皆さん、アヒルに追い駆けられた事がありますか

 ・・・・奴らは結構いい脚力を持っています。

 私の方に駆け出してくるアヒルを見た私は

 『ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ。』

 あまりの恐ろしさに小屋の外に逃げ出そうと走りました
 しかし、焦っていたので間違って出口と逆の方向に向かってしまい
 ついに行き止まってしまったのです。ヒィィィ
 逃げ場を失った私はフェンスによじ登ろう足を掛けましたが
 
 既に遅し
 
 私の足元には既に凶暴アヒルが追いついており
 大きなお口をぱっくりあけて

 カプッ

 私の足にかぶりつきやがったのです・・・・・ワナワナ

 
 皆さん、アヒルに足をかじられた事がありますか

 かなり痛いです、かなり

 小学生の私はあまりの痛さに泣きましたから

 後で見たらかぶりつかれた所が真っ青に腫れあがっていました
 アヒルの口の形に・・・ワナワナ

 未だに何故、アヒルに追い駆けられた挙句、かぶりつかれたのかナゾです。
 結構真面目にアヒルに尽くしていたというのに
 何が気に障ったのだろう。。。。ハテ


 今思うと、飼育小屋では毎回色んなドラマがありました。

 死にかけたウサギを手のひらでずっと温めて見送った男の子の話や
 ニワトリの卵を探して食べようとした男子の話や
 
 夏休みは飼育係がいなくなるので私は「鸚鵡」を家に持ち帰ったのですが
 言葉を覚えさそうと毎日毎日話しかけたのに
 一言も覚えてくれなかった話や・・・・。

 
 ・・・・動物にはあまり気に入ってもらえないのか。ハテ

 
 お盆に帰郷したらうちの犬を沢山散歩に連れて行こう
 夏の日差しに思う今日この頃です。

【過去日記】『おみくじ』の伝言

 
 随分ご無沙汰してしまいました。
 謹賀新年からまったく更新していないというなまけっぷりを反省し
 
 過去日記をどどーんと更新中です。

 《2007/6/17(日)》に書いた日記。

 突然ですが、

 私には妙に気になってしまう『おみくじ』があります。

 内弟子になってから毎年、私は年が明けると同時に師匠や姉弟子と近くの神社に
 お参りに行くようになりました。
 そして、日が昇ってから再び師匠のお宅に新年のご挨拶に伺い、
 師匠のあいさつ回りに付いてから帰省するのです。

 っで、気になる『おみくじ』というのは稽古場近くの神社でお参りに行った際に引く
 それなんでありますが

 気のせいなのか、思い込みなのか
 これが毎年、毎年、妙に当たって・・・・いるような気がするのです。

 
 内弟子に入った時の『おみくじ』には

 「あなたの乗った船はいい船だ、このまま風の流れにそって突き進め」

 的な事が書いてありました。

 いや普通修行に入った時にそんな事書かれたら
 「なんか当てはまってる気が・・・・」と思ってしまいますネ。

 しかし本当にその時、あまりに色々と、細々と状況が当たっていたもので
 『ここの宮司さんなんで私の事知って・・・・』
 と変な妄想を抱いてしまいました。(冗談です)
 
 
 その後は「雲が晴れるまで物事を丁寧に進めろ」(内弟子生活二年目)
 「驚き苦しむ事があるが、耐えればいいチャンスに恵まれる」(三年目)

 などなど、なんだかその通りだったなと思う事ばかりで
 
 信仰心ゼロの典型的現代日本人で
 占いとかジンクスとか全然信じないタチなのですが
 どうも、毎年
 この『おみくじ』が気になってしまうようになったのであります。

 

 ちなみに、今年

 私の『おみくじ』にはこう記されていました。


 


 『女難の相が出ています。』


 

 
 ・・・・・・・なんだそれは。
 女の私に『女難の相』
 どんな『難』なんじゃ、そりゃ。

 普段なら、即効忘れてしまうような事なんですが
 なんせその『おみくじ』に書いてあったもんだから
 気になって気になってしょうがないのです。

 女性の集団に遭遇する度に
 ドキドキしてしまうです。
 向こうから、女子の軍団が歩いて来ると
 ハラハラしてしまうのです。


 「これか、これが女難か!???」
 「ああっ、女難の予感が!!!」
 「ああっ・・・・もうすぐ女難が!!」

 ・・・・と

 
 そう、そんな私は
 結構な小心者です。

 ではっ(ー∀ー)」

【過去日記】観劇な日々

 
 随分ご無沙汰してしまいました。
 謹賀新年からまったく更新していないというなまけっぷりを反省し
 
 過去日記をどどーんと更新中です。
 
  《2007/6/5(火) 》に書いた日記です。

 昨日、家でビデオの整理をしていたら、

 沢山踊りの映像が出てきてついつい全部見てしまいました
 
 ・・・そして片付け中断・・・・・・・終了。
 
 まあ、コレ掃除における宿命っていうか、よくあるお話ですね。

 さて何のビデオを見てしまったかというと
 ・昨年の『NHK古典芸能鑑賞会』新橋のおねえ様達の踊り
  (粋です。艶です。素敵です)
 ・いつぞやの『NHK古典芸能鑑賞会』先斗町おねえ様達の踊り
  (皆美人です。若い芸妓さんでも踊りが達者です。)
 ・玉三郎さんの『京鹿子娘道成寺』
  (日舞を超えた、玉様踊りに絶句。何回見ても凄い。玉様だから許される動き満載です。)
 ・玉三郎さんの『藤娘』
  (殆ど踊っていないように見えるんですが、オーラ勝ちしてます。ビューティフル)
 

 そして、締めに
 よりによって自分の踊りのビデオを見てしまった・・・。

 
 こうやって素晴らしい方々の踊りを見た後に、自分の踊りの映像を見ると
 足りないものとかダメな所がよく分かってよいかもしれません。
 そう思って何回かリピートして自分の踊りを見ていたら
 恐ろしい程の眠気に襲われて爆睡してしまいました。

 ・・・・・・・・(-ω-)ZZZZZ

 。。。。。。。。。 

 
 っで、ここの所『観劇』づいていたのです。

 5月の団菊祭にはじまり、新橋の歌舞伎公演、東をどり
 
 感想はなるべくじっくりしっかり書きたいのですが
 今回は、箇条書きで失礼致します。
 
 ≪新橋五月大歌舞伎≫
 ・妹背山婦女庭訓
  踊りでしか、この演目観た事がなかったので、「ほぉ~こういう話だったのか」と
  福助さんの「娘」に抵抗があったのですが、「お三輪」なんて似合うんだ~、
  やっぱり純な娘よりこれ位恋に狂ってる娘の方が素敵です。バスエデス。

 ・隅田川続俤
  吉右衛門さん素敵素敵。本当に憎めない悪役です。富十郎さんと並ぶとその体躯のよさが
  際立って、ついつい『富十郎さん、ちっちゃっ』と思ってしまいました。スイマセン
 
 
  

 ・浄瑠璃 双面水照月
  うっ美しい~~~ホレボレ。

 ≪東をどり≫
 上記の古典芸能鑑賞会『かっぽれ』でホレボレし、期待値マックスで行ったのがだめでした。
 やっぱり、三つも流派が絡んでるから、色々大変なのだろうか・・構成が・・・。
 後半になるにつれて、ベテランの方も出てらして落ち着いて来たような
 しかし、「杏子おねえさん」という素晴らしい芸者さんの踊りを拝見出来たのでそれで満足。
 その素敵っぷりったら、言葉では言い表せません。



 しかし、やっぱり『観る』という事の大切さ
 をしみじみと感じます。

 観る事で自分の学んでいる事を確認できるし
 観る事でイメージを抱く事が出来るし

 何より、踊っていく事への活力が沸きます。

 っと半分言い訳をしながら
 来週も歌舞伎座で有意義な散財をして来ます。

 ではっ (ー▽ー)」