2011年3月29日火曜日

おどる必需品

↑本日の購入物(何故か横になってます)

 日本舞踊をやる上で、着物や和装下着、小道具などなど

 色々とそろえていくのは結構大変ですが

 そうは言ってもやはり欠かせないものですので、

 少しずつ、しっかりと補っていきます。


 その中でも足袋と扇子はちゃんとしたものを使うと決めているので

 いつも同じ所で買います。 

 その他のものは、いかに安く賢く買い揃えるかが鍵です( ̄ー ̄)ニヤリッ

 っという事で本日、銀座に買い求めに行ったのですが

 がっ。。。。。。

 がっ!!

 なっ!!!

 銀座が。。。。暗い。。。

 三越6時で閉店。。。

 もちろん津田屋(和装小物屋)にもシャッター。。。

 いつも3時位に閉まる『むさしや足袋店』なんて開いてる訳もない。。

 扇子屋にもシャッター。。。。


 そうだった。。。

 今は私のような生活パターンの人間は買い物にあぶれるのだ。。

 のでかろうじて開いていた「ゑり菊」で安小物を購入しました。

 開いててよかった。。。ふぅ~

 (「ゑり菊」はよ~く見ると超お得なものが結構あって好きです。)

 
 生活必需品は本当に最低限でいいのです

 今で十分ありがたい生活です。

 今の状況を思うと贅沢な話です。

 
 でも、足袋と扇子だけは

 
 なっ何としてでも買わねば(-_-)

【過去日記】師範からはじまる道①

  2006/8/8(火)
 

 昨日、色々と考える事があって
 かなり珍しい事に眠れなくなってしまい
 夜中にあぐらをかいてボーっとしておりました。
 こんな時、私が必ず見るのが
 
 N○Kで夜中に永遠と流れている何だかよく分からない映像です。
 
 それは、いろんな土地の映像が(どっかの町並みとか、沖縄の島々とか、戯れる犬とか・・・)
 音楽にのせてエンドレスに&結構無意味に流れ続けるというもので
 学生の頃、テスト前とか、受験の時とか勉強せずにだらだらと(・へ・)
 よく見ていました。

 不思議とその映像を見ていると
 夜中(っつーか早朝)のテンションも手伝ってか
 その映像の世界の中に自分自身が吹っ飛ぶのですよ。

 ・・・吹っ飛ぶって何?

 眠れぬ夜に是非お試しを。
 
 っで
 皆様の御蔭をもちまして
 この度、師範のお許しを頂きました。

 師範になる為には、お家元の前で課題曲を踊る
 『師範試験』というものがあるのですが
 ここに挑むにあたって私には大きな壁がありました。

 それは、近年師匠に踊りを見て頂く度に言われる事であり
 自分でもこれによって行き詰ってしまっている感がある事。
 

 『うまく見せようとする』病です。

 自分では思っていないつもりでも、どこか心の片隅に必ずこの心があるのです。
 私には無心で踊るという事が欠けて来ているようでした。

 事前のお稽古で師範の課題曲を踊った時も
 自分でも嫌気がさす位、気分の悪い踊りを踊ってしまったわけで
 師匠からは当然
 『あーしょう、こうやってやろうっ、やってやろうて思うな、全然ダメだよそれじゃあ。』
 というお言葉を・・・・

 これ、師範試験の三日前、最後のお稽古の日のお言葉なわけで
 私は不安になっちまいました
 なぜだ、私は草食系人間だと思ってたのに
 実は亀○兄弟並にギラギラマン(ウーマン)だったのか・・・・ヤッタルデワシャー

 ・・・・どーすりゃいいんだぁ~~
 ・・・・禅寺に行って邪心を払ってくりゃいいのかぁ~~
 ・・・・いっそ出家すりゃいいのか~~

 いやいやそういう問題じゃないんですが
 自分にとって自分自身が一番大きな壁なのでした。

 そんな訳で悩みに悩んでいた師範試験の前日
 師匠と向き合ってコンビニのおでんを食べていたら
 師匠が

 『この一瞬はね、この一瞬にしかないの。それをもっと大切にしなさい。
 もっと神聖な気持ちでこの踊りに向かい合いなさい。
 情景を思い描くとか、こんな風景を踊りたいとかそういうのじゃなくて
 明日のその一瞬を大切にしなさい。』
 
 という言葉を下さったのでした。

 『いまこの一瞬が旬』
 というのは私が高校一年生の時、運動会のスローガンとして提案した言葉でした。
 なんか最近は勝手にいっぱいいっぱいになり過ぎて
 あんまり考えてなかったな。

 なんだか忘れられない、心にしんみり来る言葉でした。
 
                             つづく
 

2011年3月22日火曜日

読書家でもない読書好き


 昨日、先日も述べた通り

 今回の大地震&輪番停電の影響でコンクールが中止になってしまった為

 一日丸々お休みという

 私にはえらく珍しい事がおこりました。

 コンクールは残念ですが、

 これからもどんどん色々挑戦していく事に変わりはありませんのでよいのです。

 問題は、私は突然『暇』を与えられると
 
 もうどうしてよいのか分からなくなって

 結果ず~~~~っと寝てしまって、一日の記憶がほとんどなくなってしまうという

 ☝これをどうするかです。

 という事で、読もうと思って溜めていた本を読むことにしました。

 寒かったので、お腹と背中にカイロをはって

 毛布にくるまって読書です。

  しかし1日かけてずーっと本を読むなんて、なんて贅沢な事か。。。(゜o゜)

 【本日の読破】
 ●『獣の奏者 外伝 刹那』上橋菜穂子

 実は、意外に私はこてこてファンタジーが苦手なのですが(ハリーポッターとか。。。)
 この上橋菜穂子さんの本だけは別です。
 文化人類学者で児童文学の作家さんなのですが
 もう是非色んな人に読んで欲しいです。
 この本もなぜか本屋に行くと児童文学の所に置かれてしまっているのですが
 (おかげで探すのがえらい大変だった)
 これは特に大人のお姉さまに読んでほしいのです。
 あっでもその前に本編四巻を読んでほしいのです。

 【本日の再読み】
 私は、三田にある『コートドール』というフレンチの名店でシェフを務める
 斉須政雄さん
 の著書が大好きなのですが、
 久々「メニューは僕の誇りです」を読み返してみました。
 ボンビーな私はこのお店に未だにいけてませんが
 踊り続けて
 何かのあかつきには
 自分へのご褒美と思える日が来たら
 本を携え食べに行きたいのです!
 斉須さんに、
 本の後ろに何か人生の一句を書いて頂きたいと。。。密かな願望を。。。(-_-)

 

 ここまで書いといて何ですが、私は全然読書家じゃありません
 気が向かないと読みませんし
 
 しかし、文字を目で追っている時と
 踊っている時

 なんだか同じ集中力を使っている気がするのです。

 色々な事を忘れて、それに没頭する

 なんだか不思議な安心感があります。

 
 【余談】
 携帯の青空文庫アプリ(著作権の切れた名作わんさか)でも読書をしているのですが
 どうも集中力が持ちません。
 慣れなのかもしれませんが、やはり本には紙の質感と質量が必要な気がします。

【過去日記】『見る』とはナンダ

 2006/6/27(火)

   このごろ半袖で十分過ごせる気候になって来ました。
 いや~そろそろ夏到来です。
 私は海の近くで育ったので
 毎年、夏になると海に行くのがとても楽しみでした。
 兄や姉、従兄弟ともよく行ったもんです。

 っが、一つ私の故郷の海には難点がありました。
 それは

 『ジョーズ』(鮫)

 っが出るんだな。
 その年によってはわらわら出てくるので
 海水浴場には必ず沖の方に鮫避けネットが張られてました。
 
 そういえば昔・・・・
 私が浮き輪に乗っかってぷかぷかか漂っていると
 シュノーケルつけた兄が水の中から
 突然ザバァァァっと出てきて
 w( ̄Д ̄;)wギャァァ
 私ごと浮き輪をつかみ
 猛スピードで鮫避けネットが張ってある付近まで
 泳いで行き
 私ごとネットの向こう側の海に(つまり鮫が避けられてない方の海ですね)
 放り投げる
  
 というイタズラをやられた事がありました・・・・・・
 
 まあ、今となってはよい思い出です。がっ

 っで、前置きが長くなりましたが
 私は二人で踊っていると
 よく『相手を見ていない』と言われます。
 
 そして一番よくないのは
 私自身は『凄く見ている』という意識があると言う事なのです。

 だから、いつも
 「なんで、見てるのに見てないのかな??」
 「何が違うのかな?」
 と思ってました。

 まあ、つまり私は『目で見ているけども、何も見えていないのです。』
 
 師匠曰く「たとえあんたが見ていても、こっちに見えてると映らなきゃ
     『見てる』とは言えないでしょ。」

 
 
 ・・・・・その通りだ

 師匠「あんたは、目だけ見てるだけで、相手の気持ちを受けて見てないのよ。
    だから『見てない』し『見てるように見えない』の。」

 ・・・・・何だ、この『見』のオンパレードは  (・へ・)

 そう、私は相方の気持ちを受ける
 『神田祭』なら「頭」の芝居を受けて
 そこから沸き起こった感情で『見る』

 という作業をすっぽり抜かしていたんだな

 目で『見て』いれば『相手を見る』という事になると
 結構本気で思っていたかもしれません。

 う~ん、『見る』こと一つとっても
 奥深くて難しいがな

 何事も表面だけの事では
 相手には伝わらないのだな。

 では、これから益々暑くなりますが
 いっぱい踊って
 汗かいて
 いきまっしょい(ー∀ー)」

2011年3月20日日曜日

底辺からかき混ぜる

  地震から一週間以上が経過しました。

 色々落ち着かない事は多いですが

 元気で毎日お稽古が出来る、(バイトも出来る!!)

 この当たり前だった毎日に感謝しています。

 
 節電してみると、毎日暖房をつける必要が全くなかった事や

 コンビニや自動販売機の明かりがこうこうとついていなくても

 全く問題にならない事

 歩ける範囲は歩けばすむ事

 トイレットペーパーはぐるぐる巻かなくてもちょっと使えばよい事

 自分が恐ろしい電力をのうのうと贅沢に使っていた事

 色々な事に気付きます。

 流通のバイトをしていると、いかに物の流れが麻痺し

 人の購買意欲が一方に傾いてしまっているか

 経済が傾いていきつつあるか

 底辺にいる自分でも気付きます。

 芸術方面もきっと沢山の削減がおこると思います。

 
 私の師匠は

 『東北に家を一軒建てる気概で動けるものは動きなさい!』

 とドンと構えて

 地震がおこったその日も(様子を見に行ったらやっぱりお稽古してました)

 その次の日も

 輪番停電でお弟子さんがほとんど来れなかった日も

 ちょっと余震で揺れても

 稽古場に『どん』と構えてお稽古をしています。

 師匠だって人間だからニュースを見ていると色々揺れる心を持つと思います。

 でも、前をしっかり見据えて動いてらっしゃいます。

 
 情報が錯綜すると

 人は色んな選択をします。怖がって止まってしまう事もあります。

 でも、その選択は自由だと思います。誰もとがめる権利はないと思います。

 
 でもでも、底辺からでもかき混ぜなければ

 物の流れは止まってしまいます。

 その人が出来る、その手段で
 
 

 頑張ろう、日本!!


 
 《余談》
 私ごとですが、コンクールが今回の地震&輪番停電で中止になってしまったとです。
 『あ~お稽古するものを探さねば!!』
 と躍起になっています。
 やっぱり常に踊りの事を考えてないといられまへん(・へ・)
  

【過去日記】三回以内でインプット

  2006/6/13(火)

   最近毎日毎日
 『ヘルシアウォーター』
 を飲んでいるのですが
 これ、代謝の悪い人間には最高であります。グッジョブ
 公演の踊りの稽古もあるおかげで
 汗が出る出る。
 普段、殆ど汗をかかない人間なので驚きます。

 体の中の色んな物が ジョジョビジョバー
 うまいこと循環している気がするのです。
  
 ちょっと本気でお勧めしたい今日この頃です。

 

 っで、ある公演のお稽古が昨日から始まりました。
 なんせ師匠以外の先生に踊りのお稽古をつけてもらうなんて始めての事で
 
 おまけに、内弟子は師匠から振りを貰う事が出来ないので、
 ここ三年ばかし人のお稽古見て振りをとるのが当たり前だったもので(もしくはビデオから)

 『あっあたし、直接振りをもらってるよおいっ。』
 『たっ楽しい・・・オッオッオケイコダ』

 ・・・・なんか、ドキドキしました。
 
 っが、同時に自分の不甲斐なさも思い知る事となったのです。

 お稽古をつけて下さる方は、もう本職も本職の方なので
 やはり1,2回で振りを渡し終わるのが当たり前でなのです。

 細かい事など出来て当たり前なので伺う事は出来ません。

 1回か2回でどんな長さの振りでも自分の中にインプットして
 3回目では完成した格好で踊れなくてはいけない。

 これは当然の事です。

 自分で分かっていた事なのに
 これがちゃんと出来ない事に愕然としてしまいました。
 しかも、六人で踊る振りなので一人だけ違う事をしているとバレバレです。

 『首が逆』   ゲッ
 『足が逆』   ゲゲッ!!

 私の『勝手に踊る病』が治っていません。
 (右?左?あっいんじゃない?アーラヨイヨイというダメな病です。)
 
 そして『足がこう動けば、首は必然的にこう動く』
 というセオリーが自分の中に入っていないものがある事に気付きました。
 
 『・・・・・・・・情けな・・。』

 悔しくてワールドカップ見るの忘れちった。
 夜中に甘いパンかじっちった。

 本気の本気でダメだと思いました。
 
 まあ、何にせよ大変ありがたい経験に違いはないのです。
 是が非でも↓は実行しなくてはいけません。

 『三回以内でインプット』
  
 

 


 ・・・・・・・ドラエモーン( 」´0`)」オォーイ!
  

 ではっ☆

2011年3月15日火曜日

被害にあわれた方々に

この場をかりまして、
この度東日本巨大地震において被害にあわれた方々に
心よりお見舞い申し上げます。

2011年3月11日金曜日

遅れましてのご挨拶

 改めて始めまして、松本幸凜と申します。
 
 過去の日記を引越すのに必死になっておりまして、
 挨拶が滞っておりました<(_ _)>
 
 今後はこちらで過去と現在のブログを交互に、同時に?
 更新して参りたいと思っております。
 
 過去のブログは他でマイペースにひっそりと更新していたもので
 主に内弟子生活を綴っております。チリもつもれば何とやらですが
 けっ結構、恥ずかしいです。
 (過去のブログには文頭に日付を記載しております。)

こちらでは自身の教室の事や舞台のお知らせなども
 随時更新して参りたいと思います。

 何卒宜しくお願い申し上げます。
 
                     幸凜

2011年3月10日木曜日

出来ないwa言えない

 2006/5/30(火)

 ものすごくどうでもいい事なのですが
 浅草キッドの博士じゃない方はN○Kに出演する際、
どうしてもこの名前が局的に公に出して使えないのだそうで
 
 ・・・・まあ、そりゃそうだ
 
 この国営放送に出演する時だけは

 知恵袋健太郎
 
 に改名して出ているそうなのです。
 何だか、これからNHKをチエックせずにはいられない不思議な力が
 この事実にはあるわけで。
 テロップでこの文字見たいじゃないですか
 なんだかね。

 っで、先日
 私は絶対に言わないと日ごろ心に決めている言葉を口にしてしまったのです。
 それは

 『出来ません。』

 今、師匠も姉弟子も忙しいので私が代稽古(というかお浚い稽古かな?)
 する機会をよく頂くのですが

 今度、自分が避けていた演目をお稽古されている方を
 二時間も見る事になったのです。
 
 振りが一番自分の中に入っていなくて、
 一番演目の情景も背景も理解していない演目
 
 私の中にあの『歯医者くん』の悪夢が蘇りました。 ヒィィィィ

 そう、私には確信も、自信も何もこの踊りに関してなかったのです
 お弟子さんに対していい加減な事は絶対出来ない。。。。のだけども(汗)
 逃げていた付けが見事に回ってきました。
 焦った私は師匠に対して

 私『それは・・・私には無理です・・・出来ません。』

 言ってしまった。。。の。で。す(T0T)
   
 甘い甘~い考えの私に帰って来たのは
 当然師匠のカウンターパンチでした。

 師匠『はっ??あんた、何の為にここにずっといるの??なんで出来ないの?。』

 私「すいません、でも私にはこの踊りを人に伝えられる程の・・・ジッジシンガ。」
 
 師匠『出来ないはダメでしょう!!やりもしないで、やろうともしないで何で決めるの?
   自信がないなら何か努力しなさいよ!!やる努力もしないで出来ないはありえないでしょ!!』

 私 「・・・・。」 

 師匠『出来ない、なんて二度と許さないからね!!』

 私はかなり自己嫌悪に陥りました。

 この道に入った時からキャリアも何も関係ない
 やるからには出来なきゃダメだ
 『出来ない』だけは言うまいと思って
 たのにね、思わぬ所で言っちまったのです。トホホ

 しかも、師匠の言うとおりで
 私はやる前に、やろうともせず『出来ない』と決め付けていた訳で
 これは『出来ない』じゃなく

 ただの『逃げ』

 だった訳ですよ。

 そんな訳で
 逃げていた演目

 『賎の苧環』
(吉野山で義経と別れた静がその後捕らえられて鎌倉に送られ、
 頼朝の所望で鶴岡八幡宮に法楽舞を奉納しますが、
 義経を恋い慕うという心持ちを表すという、上品な舞踊です)

 演技満載
 泣きあげるなんて振りもあり
 もちろんセリフもある。。。。ギャッ

 でも『出来ない』は『言えない』
 これが鉄則であります。
  
 ファイ(・∀・)」

2011年3月9日水曜日

『演ずる』のさじ加減

   2006/5/16(火)


   先日、師匠宅の洗濯時に
 久々真っ白な襦袢達を 
 『淡~いピンク』に染めてしまいました。

 今まで青や黄色や色々ありましたが ハッハッハ
 淡いピンクは初めてです。
 (油断して師匠の茶色の服を一緒に洗ってしまった バカン)
 最初あまりのきれいな染まりっぷりに
 襦袢を干しているとは全く気付かず

 『先生こんなカワイイ色の服持ってたっけか??』
 っと思ってしまいました。
 持ち上げてみて初めて気が付き
 そのあまりに綺麗な林家ペー・パーな染まりっぷりに

 しばし唖然

 何でしょうあのショックは
 本来真っ白なはずのものが
 林家ペーでパー
 
 っで先日の深夜、シンクロのドキュメントを見ていて
 鈴木選手が先輩の小谷実可子さんに
 
 『演技することに恥ずかしさってありませんでしたか?』
 
 とかなりマジな目をして質問しているのが印象に残りました。
 世界に通じるシンクロ選手と自分を照らし合わせて大変恐縮ですが
 その捨てきれない『恥ずかしさ』が凄くよく分かったのです。

 いやそんな事言ってちゃいけないと思うんだけど
 
 例えば『幻お七』で
 自分の袖をかんで「くぅーーーーーーー。」と泣く場面とか
 (しかも横倒れの姿勢でやる)
 
 そのあまりの超古典的な様に圧倒され
 「うっわー、できねー。」
 っとついつい心の片隅で思っている自分がいるのです。
 
 つまりは
 自分は音の波に乗って夢中になって踊るのは好きだけども
 その踊りの持つ空間、物語の波に乗って踊る事がちゃんと出来ないのです。
 だから「恥ずかしい」とか思っちゃうんだな、きっと。

 今『神田祭』を浴衣会に向けてお稽古しているのですが
 頭をやっている相手の方が
 断然ちゃんと演技をしていて素敵なのであります。
 
 先日師匠が、少し振りの一部分をやって見せて下さったのですが
 言葉を発していないのに
 伝わる気持ち、情報量が断然違います。
 師匠が踊っている間は
 頭(かしら)と芸者の物語の空間がちゃんとそこにありました。
 (っていうのも失礼ですが)
 
 演技は
 やろうとするといやらしくなるし
 (得に私の場合は顔でやろうとして大爆笑を誘う事になってしまう・・・・。)
 やらないで伝わるような技術は持ってないし
 そのさじ加減が分からんなぁ・・・・。
 
 では(・∀・)」

 ≪余談≫
 ちなみにその鈴木選手の問いかけに対し小谷実可子さんは
 『あっそれは思った事ない。』
 とズバリ、バッサリ、あっさり。
 偉人の価値ある助言を待っていた
 鈴木選手もテレビの前の私も
 『・・・・・・・アッソウデスカ・・・。』
 でありました。

歯医者くんのくれた教訓

 2006/4/27(木)

   最近とにかく稽古漬けなのです。
 私がお稽古している訳ではないのですが
 師匠のお稽古場で勉強させて頂いたり、
 お手伝いさせて頂いたりする毎日で
 バイトをしている時間以外
 朝起きて日にちが変わるまでほぼ毎日漬かりっぱなしという
 内弟子生活の中でも、最も濃厚といえる
 一年を過ごしています。

 その中で最近よく考えるのは
 
 『テンションと自信の持って行き方』

 についてです。

 私のお稽古場での役割は
 ・師匠の身の回りのお世話
 ・家事
 ・お稽古の手伝い
 ・お稽古の前のお浚い
 
 なのですが

 最近この『お稽古の前のお浚い』
 の比重が大きくなって来たので
 自分でも考える事が多いのです。
 しかし、一つだけ心に決めている事があり
 それは、かつて私が近所の歯医者に治療に行った際
 もうホントにマジで心から思った事なんであります。

 
 ある日、近所の歯医者にて
 やたらと腰が低く、弱気なお医者様
 (以下はその行為に基づき『くん』付けします。)
 虫歯の治療しながら

 医者くん『あれっん~こう・・・かな?どうしょうかな?』

 私の心の中(ひぃぃぃ・・・・かな?だとぅ!!どうしょうかな?だとぅ!!)

 確信のない医者くんに治療されるほど不安で恐ろしい事はありません。

 医者くん、これから大きな虫歯を削るにあたり
 
 医者くん『麻酔どうします?するっ?しない?』

 私「えっ・・・(出来ればしたくないけど痛いならヤダ)
   しないと痛いですか?」
 
 医者くん『えっ・・・どうかな削ってみないとな分かんないな~どっどうする?』

 私(・・・んな事私が判断できるか!!はっきりせい!!)

 優柔不断、治療の予測&決断が出来ない医者くん
 結局麻酔なしで治療をお願いした馬鹿な私は
 『でぇぇぇ!いてぇぇぇぇ!』
 激烈な痛みに襲われて、ヘルプの手を挙げたのでした。

 そしてその医者くんは麻酔を打つ場所を三回も間違えてくれ
 おまけに多めに麻酔をうってくれ  ワナワナ
 私は一日中寝るまで
 唇が10倍になってんじゃないかこれ?という感覚と気だるさをプレゼントされたのです。

 
 『確信がない、自信がない、責任持てないから断言出来ない、の腰が低いは嫌だ・・・・。』

 ・・・・心から、こころ~からそう思った

 今でも正直
 未だに
 自分がお浚いの手伝いをする事に戸惑いを隠せないでいる

 でも、やるからにはちゃんとするのが当然

 ちゃんと集められる限りの知識を頭と体に入れた上で
 
 『確信と自信をもって断言・・・・・したい。』アレ?
 
 そういう訳で自分の戸惑いを隠すためにも
 私は毎日お稽古前にエンジンをかけ
 異様に高いテンションで
 『ヤットントン、テントンシャン』
 『はいっそこお月様みてぇえええええーーー。』
 『はいっいいですねぇぇぇぇーーー。』
 っと雄たけびを上げているのであります。

 っで、今年夏

  師範試験
 
 がんばりまっしょい(・0・)」

 ≪余談≫
 
 間違った事を伝えてしまった時は、体中の血がサッと引くのが分かります。
 そして師匠がこっちをガン睨みしている事に気がつきます。
 ・・・・・з=(・∀・)」デナオシテキマス
 

2011年3月4日金曜日

つかえないの恐怖

 2006/4/9(日)

  『つかえない』

 この言葉について考える出来事が先日コンビニであったのです。

 何を隠そう私は紛れもない『つかえない』と言われまくる人間であるから
 この言葉が恐ろしいし、大変気になるのです。
 
 先日、お稽古の後、師匠の荷物をコンビニに出しに行きました。

 その日の店員は、若い新人君といつも見かける先輩店員の二人で、
 若い新人君はまだ仕事に不慣れらしく始終落ち着きがありません。
 
 私が新人君に、送付状を貼り付けた荷物を出した途端

 彼から『げっ、わかんねぇ。』
 というオーラが発っせられました。
 
 彼は分からないなりに一生懸命レジをピコピコやっていましたが
 しばらくして

 新人君『あのっ、これどこに出しますか?』

 私「・・・・。」
 荷物には送り状がバッチリ貼り付けてある訳ですが
 
 (いかんっいくら疲れているからってこんな事でイラッとしては)
 私は自分に言い聞かせて笑顔で送付状の住所を指差しました。

 新人君『あっすいません・・・ええっと熊本県山鹿・・・イチ・・』

 私は○○市の市を『イチ』と読んだ人を始めてみました。

 見かねたのか、隣にいた先輩の店員が
 先輩「あっオレ代わるから、荷物の大きさ測って。」
 
 慣れた店員さんが代わってくれ
 その若輩店員は荷物を測る仕事を与えられた訳ですが

 気になってその様子を見ていると

 おおいっ!!!!

 新人君はメジャーをぐるりと荷物に一周巻きつけて測定しているのです。

 荷物の基準は縦、横、高さの合計です。
 (まあ、その測り方だと安くなるからいいけど・・・アリガトウ)

 私はちょっと楽しくなってしまいました。
 「すごい、すごいぞ、新人君」

 しばらくして新しいお客さんが来たので
 新人君は交代してその人の接客をする事になりました。

 お客さん「おでん、いいですか。」

 新人君『あっはい・・・。大きい器と小さい器どっちにしますか。』

 こっちの仕事はほどほど慣れているらしく
 新人君はそつなく器を用意しました。

 っが

 お客さん「ええっと、厚揚げと・・・」

 新人君『あっはい・・・。』
 
 おでんを取る器具がうろうろする新人君
 様子を覗っていた私は胸が躍りました。

 そして彼が手にしたのは

 おおい!!それは「はんぺん」だよ

 「厚揚げ」と「はんぺん」間違えるなんて素敵です。
 (まず色そのものがかなり違いますから)
 
 当然お客さんに突っ込まれた新人君はちゃんと厚揚げを器に盛り直しました。

 お客さん「あと、さつまあげ。」

 再び新人君の目が泳ぎます。

 これはもう、やるっきゃないでしょう。。。。ちょっとわくわく
 そして彼は迷った挙句

 「がんもどき」

 を手にしたのでした。

 いやっ、気持ちは凄く分かります・・・
 その風貌の似っぷりというか、ニュアンスの微妙な似かよりっつうか
 でもっ
 でもっ、それはあくまでも「がんもどき」なのです、「さつまあげ」じゃないのです。
 間違え過ぎですよ兄さん
 
 結局見かねた先輩が、私の宅急便の仕事をやり終えた後
 そちらのレジも交代する事になりました。
 
 そして先輩の「つかえねえな」の小さな、吐き捨てるようなつぶやき

 新人くんの胸には大きく『研修中』の文字

 『つかえない』はいけない
 仕事をするんだったら『つかえ』なきゃいけない
 これは現実で当然の事

 でも人が人に『つかえない』という
 この恐ろしさは
 なんかたまらないものがあります。

 まあともかく、黒い新人スーツの行きかうこの季節
 沢山の『つかえる』と『つかえない』が飛び交って
 春は始まるのだなぁ。


 ではっ(・0・)」
  

五輪男の花道

 2006/3/21(火)  
 
 「ジャンプが好きだから。遠くに飛ぶだけ」

 私は原田選手のこの言葉がとても好きです。
 なんだか、単純で簡単に聞こえますが
 一番根本にある大切なもので、一番難しい事だと思うのです。
 そして
 「好きで、遠くに飛ぶ」為に
 沢山苦しんでるから言える言葉なんだろうなと思うのです。
  
 引退会見は見てて泣いちまいました。
 失礼ですが本当に愛らしくて人間臭くて素敵な選手だなと。

 長野五輪の時はもうあまりのドラマチックさに
 例に漏れず大感動し
 毎日新聞のオリンピック欄を切り抜き 
 あのこれでもかという位流れていた

 『ふなき~~』
 『やった・・・ううっやった・・・ううっ』

 というボロ泣きVTRを見て
 自分も毎回ボロ泣きしていました。
 
 今回のトリノでの規定違反での失格をTVで見たときは
 楽しみにしてたので驚きましたが 
 
 『さすがミスター五輪・・・』と心のなかで呟いてしまいました。
 
 もうここまで何か起こるとアッパレだと思うのですが
 その後の
 『原田は部屋に篭って「どうして普通に終われないんだ」と自問自答した』
 という記事を見て
 なんか頭をなぜてあげたいような気持ちになり(笑ってしまったのも事実ですが)
 同時にこの人の背負った『運命の凄さ』について考えてしまいました。

 今後は後進の育成に励むそうですが
 また何年後かの五輪で
 原田選手の育てたジャンパーが栄光を勝ち取って
 
 『ううっ・・やった・・やった・・・。』

 と選手の後ろで感涙に咽ぶという
 素敵なドラマを見せてくれるんじゃないかと期待してます。

 いちジャンプファンとして
 これからも応援していきたいです。ファイ

記憶と記録の日々

 2006/3/19(日)
 
 最近、三味線と唄の間について考える事が多いのです。
 なぜって、三味線弾きながら唄う事が
 あんまり、あまりに、もう『ど』がつくくらい
 難しいので、その『理由』を見つけようとしているのです。
 
 三味線の旋律と唄の旋律が
 各々独立しているように聞こえるんですが
 弾きながら唄うと、思いっきり三味線の旋律につられるんですが
 どうしたもんでしょう。

 洋楽の歌の伴奏というのは明らかに歌にぴったんこにつくられていて
 伴奏があった方がむしろ歌いやすいというのに
 邦楽の唄と三味線(もしくは鳴物)の間ったらば
 不意打ちもいいとこなのです。

 『おおぃ、ここでツンかよ!!』ミタイナ

 でも、もしかして私たちが『洋』の『間』に慣れすぎていて
 本来の日本人の音楽の『間』を忘れて(ってか知らない)
 いるだけではないかと
 思ったりもする今日この頃です。

 っで、
 もう一つ考えている事は
 『振りを覚える』という事についてです。
 
 私は右とか左とか
 足の運び方とか
 結構いい加減だということを
 最近しみじみと思い知っているのです(お浚いを通じて)。

 思い返せば、踊りを始めたばかりの頃は振りの覚え方がかなりいい加減で
 振りをもらった翌週にお稽古にいくと
 必ず振りを大改造して
 師匠に披露し
 『あんた、それどこで覚えてきたの・・・。』
 と言われていました。

 今でも覚えているのは『関の小満』という踊りの
 『さてさてどっこい』というセリフを
 
 『ほれほれどっこい』
 
 とウソ覚えし
 何の違和感も感じずに大声で叫んだ事です。
 
 ので、私はとことん記録する事にしたのです。
 覚えた振りはとことん細かく正確に書く。
 書くのは正直『苦手』なのですが
 書く事が自分のいい加減な頭にとっては
 とても大切な事なのです。

 そして、今では振りノートは大切な『財産』です。

 記憶と記録
 『ノート』に頼る事はしませんが
 私のいい加減な脳みその大切な『サポーター』です。

 ≪余談≫
 この世で最も覚えられない振りパート3

 1、あやめ 
 2、幻お七 
 3、助六
 この三つに共通するのは、芝居っ気と色気・・・・か・・・??。 

大人、なはずですが。

 2006/3/5(日)  

 先日、更新を試みたのですが・・・
 決定ボタンをクリックしたとたん、書き込んだ記事が全て消滅してしまい
 ウワアアアアアア
 っとやる気をなくして今に至ってました。
 一体、あの書き込みはどこに飛んで行ってしまったんだろう。
 あるわけないのに&分かりもしないのに
 色んな所を覗いて探してしまいました。
 (パソ上のゴミ箱とか、履歴とか、よく分かんないファイルの中とか)
 飼ってたインコ逃がしたみたいな、不思議な喪失感ですね、ありゃ。

 っで、またまた史上最大の踊り漬物生活
 がここの所続いているのです。
 
 『はははは、いや~毎日毎日踊りで超充実してるよ~。』
 
 っとまぶしい笑顔で言いたい所ですが
 やはり漬かりすぎると色々麻痺してしまって
 もう、自分が何してんだか何がなんだかハレヒレホで
 思考能力が停止してしまいます。
 
 いや~小さい小さい
 こういう時、余裕を持てるっていうのが大人なんでしょうか。

 自分の踊りにしても
 やっぱり、大人の踊りが踊れません。
 今、「神田祭」の芸者をお稽古しているのですが

 「胸、首筋、色気、色気。」

 ムムムムムムムム
 
 どんなに念じたどころで芸者には変身出来ないわけでして
 情景を思い浮かべて踊ると、なぜかますます「娘」になってしまいます。

 「かしら~ちょっと、まっておくんなさいよ~。」

 というセリフも多分

 『ねえねえ、かしら。ちょっとさ~まってさ~くれないかな~。テヘ』
 という田舎娘的ニュアンスに聞こえてしまっているに違いないのです。
 
 このままでは、ますます
 『何踊っても同じ』
 『何やっても、デニーロ』
 『切っても切っても金太郎飴』
 
 みたいな

 おっそろしい事になりそうで
 怖いです。
  
 やっぱり、これはいい加減
 人間的に大人になれという事なのか
 
 確かに19歳まで
 官製ハガキに切手をわざわざ貼ってた私ですが
 ちゃんこ鍋はポン酢で食べると思っていた私ですが
 仮免試験の時に、サードで発進し、エンストして坂道をバックで滑り落ちた私ですが
 
 もういい歳なんだな、これが。
 ホントは大人なはずなんだな、これが。
 さて、がんばりまっしょい。(・0・)」

勝手にフィギュア最強論

 2006/2/23(木)  

 先日、フィギュアスケートのSPが行われましたが
 案の定、私は眠ってしまいました・・・。時差ありすぎだ・・・。
 しかし、こんな事もあろうかと、ビデオ録画を予約していたので
 昨日、ポテチを頬張りつつ夜中に鑑賞したのです。(あ~デブのもと)
 そこでなんとなく思ったのですが
 やはり、上位選手はリンクに上がる前から『あっこりゃ上手いわ』
 と思わせる「精神の強さ」が感じられるのです。
 大抵みな、コーチに手を握ってもらい不安な表情、もしくは緊張した面持ち
 で演技前に精神を落ち着かせているのですが
 
 例えば、イリアスルツカヤ
 緊張してるんだろうけど
 
 力強く鼻をチーン・・・・。もう一回チーン。
 
 私はコレをみて、「やっぱチャンピオンは違うわ』
 っとなんとなく思ってしまったのです。(ナぜ?)
 (演技前に鼻をかむなんてそんな珍しい光景じゃないんでしょうが)
 
 なんつーか
 力強く鼻をかめる余裕
 そこまで気を配って万全の体制で望める強さ
 目の奥に不安を見せない精神の強さ

 まず失敗しないんだろうな、というオーラが見えたのです。


 たまに『小鹿のバンビ』みたいな潤んだ危うい目をしている選手を見ると
 もうそれだけで手に汗握って鑑賞してしまいます。
 そして、ジャンプを飛ぶ前から
 「転倒するんじゃねーか、おい・・・。」
 っと勝手な憶測をめぐらせてしまうのです。

 荒川選手なんて、もう顔の作り自体が最強なわけで
 八年前の映像と比べると明らかに「精神的強さ」が
 顔に出ています。
 演技前も鼻こそかみませんが
 
 『ずぅえったい!!やり遂げるから』
 
 という「強い」表情をして精神を集中しています。
 

 っで、私は個人的にサーシャコーエン選手が
 大好きなのですが
 っが、
 「次いよいよ出番だ!!」
 っという時になってビデオが終了してしまいました。
 
 チーン
 
 っま予約時間を間違えたんですけどね

 あのスルツカヤ選手の最強演技を超えて
 一位につけている
 その演技
 すごい見たかったな・・・。

 きっとコーエン選手も
 すべる前は「最強の顔」をしていたんだろうな
 っと勝手に想像。
 
 今夜(?)明日は
 フリー
 楽しみです。

 ≪余談≫
   当然ですが日本舞踊の本番にも「精神的強さ」は絶対に必要ですね
   自身の練習した事、蓄積してきた事をどんだけ引き出せるか
   でも、一番大切なのは村主選手のような
   『表現力』、『踊る喜び』だと勝手に推測

そんでやっぱりパンが好き




 2006/2/14(火)

 今回はアップルデニッシュです。
 シナモンをふりかけて焼いてみたら、たまらんいい匂いがしました。
 最近家でなかなか焼けないので
 毎月一回行っている「お菓子教室」で我侭言って教えて頂きました。
 楽しかった・・・。

 昔、やたら『りんご』を煮るのが好きで
 意味もないのにコンポートを作りまくっていた時期がありましたが
 いや~レンジで簡単にコンポートが作れてしまうもんなんですね
 砂糖を適量ふりかけてチン

 電子レンジってすんごいのな

 っで、今回改めて『パン』の楽しさについて考えてみたのですが
 それはなにか?

 『それはプチ達成感を感じる瞬間』
 
 が多くあるという点ではないかと思うのです。
 
 
 まず第一にパン生地をこねる段階。
 
 『これが一つのかたまりになるとは到底思えん』
 
 という生地が手にくっついてホラー映画みたいになる時期を 
 我慢して乗り越える訳ですが
 
 『ウォリャーーーーー』
 
 辛抱してこね続けること30分
 やっぱり人間やれば出来るもんです。
 あの『バッラバラのデッロデロ』だった生地がすっきりまとまり
 もちもちな弾力の生地が出来上がります。

 プチ達成感(ー∀ー)①

 発酵の段階はイースト菌くんが勝手にがんばってくれるので
 応援するだけでOK
 はっと気付くと
 2、3倍の大きさに膨らんでいます。

 なんか得した感のあるプチ達成感(ー∀ー)②
 
 
 形成は感覚的に粘土こねてるのと同じでしょうか
 しかし、一つ一つ愛情込めて形を作るので
 なんだか暖かい気持ちになります。
 
 図工の時間的プチ達成感(ー∀ー)③

 最後は『焼き』です。
 焼くという行為によって
 明らかにモノの色、大きさとも変わるわけで
 この変身っぷりは
 作り手にささやかな喜びを与えてくれます。

 (-∀-)

 そして、おいしい。
 アバウトな分量でもおいしい。
 ちょっとなまけて作ってもおいしい。
 カロリー高いけどおいしい。(メロンパンはカロリーの王様です)
 すんばらしい。
 ではっ。

芸者になりたい越後獅子

 2006/2/9(木)
 
 最近、洗濯が好きになってしまった・・・
 なってしまった??
 いやいやよい事なんだけども
 前は『洗濯』ってめんどさい以外ナニモノでもなかったのです。
 しかし以前、あまりのあわただしさに全く洗濯が出来なくなって
 しまった時期があり
 (ルームシェアしているので夜中は洗濯機を回せない)
 
 洗濯のヤマ ヤマ ヤマ ヤマ ヤマ ってか富士山
 
 あれは見てるだけで気が滅入ります。
 そうなると、嫌いなのに洗濯したくてしたくて、気が狂いそうになり
 
 師匠に
 『洗濯物が出来ないんです!!!』
 っと涙目で訴えてしまった事があるのです。(師匠もいい迷惑ですね)
 
 それ以来、トラウマになってしまったのか
 暇さえあれば洗濯機を回してしまいます。
 洗濯するものが何もない
 その光景の幸福な事ったらありゃしません。

 っで何か前書きが長くなってしまいましたが
 『越後獅子』の一本歯に踊りが『喰われ』でも『助けられた』
 そんな妙な感があり

 もっと踊りをなんとかしなきゃ

 という思いがより強くなっています。
 そんな私の今の課題は

 『芸者』が踊れるようになる事です。

 大人ってやつですよ、色気ってやつですよ
 ただ娘みたいに元気にかわいく伸び伸び踊るのとは違うし
 ご祝儀ものみたいに、かっちりしっかり、荘厳に踊るのとも違う
 
 色気、色気??色気・・・・・・・
 (ー∀ー)ハハッ ハハッ ハハハハハハ

 こりゃ、大きな壁にぶつかりそうです。
 ファイ (・з・)」

 ≪余談≫
 最近、お風呂で練習していること
 「神田祭」の芸者のセリフ
 
 『ちょっと~かしら~ 待っておくんなさいよ~』
 
 ・・・・・自分で言って、自分で爆笑

ヘタレ休日の過ごし方

 2006/2/3(金)  

 最近冨に思うこと
 『カーディガン』って素晴らしい(ー∀ー)」
 これ、正に『万能服』って言っていんじゃないのか
 って事です。
 
 なぜなら、この『万能アイテム』を持っていれば、大体の服装に対応するし
 この東京の暑かったり寒かったりする気温の変化にも対応するし
 いやもう、文句ないっすよ。
 前はなんか『お母さんの洋服』って感じがして苦手だったのですが
 今や『カーディガン』に対して惜しみない賞賛を送る日々ですよ。
 
 ・・・・もしかして、これは私が『お母さん』に近づいてきた証拠なのか・・・・
 
 買いまくってしまった『カーディガン』を前に思いをめぐらす今日この頃です。

 っで、会が終わってしばし稽古が休みの為
 しばらくぶりの何も予定の無い休日を過ごしました。

 溜まった洗濯物をこれでもか!!干しまくり
 干しまくり、干しまくり

 襦袢やら足袋やら着物やら
 『私は一体なんじゃい??』
 っというくらい『和』な洗濯物を干しまくり
 
 そして掃除を細かくやり
 (普段はずぼらなくせにやり始めると神経質)
 
 『あ~~あの家具の向きが気に入らない!!!』
 『ベットの角度がおかしい!!!』
 『あそこに見えるコードが嫌っ!!』

 と意味不明な事にこだわってみたり
 
 しました。
 
 まあ、午前中はわりと有意義な過ごし方をした訳ですが
 
 後は

 ・・・・ひたすら爆睡・・・・
 ふと目が覚めて
 ・・・・そして爆睡・・・・
 ご飯食べて
 ・・・・こりずに爆睡・・・

zzzzzzzzzzzzzz(ーωー)zzzzzzzzzzzzzzz

 あまりに寝すぎてその日の記憶がほとんどありません 
 休日の有意義な過ごし方ってよく分かりません
 私にとっては十分これで有意義なのか
 いや、そうに違いない
 そう思っておこう

 そんなヘタレ休日でした。
 おしまい。(-ω-)ZZZZZ 

本番de越後獅子

 2006/1/31(火)

 会が終了しました。
 ご来場頂いた皆様、ありがとうございました(・▽・)」ヤホッ
 応援頂いた皆様ありがとうございました(ー∀ー)」ドモッ
 親族や友人の寿命を縮めてしまった事間違いなしの舞台でしたが
 なんとか転ぶ事も、舞台からコロコロ転がり落ちる事もなく終わりました。
(それでいいのか)

 っで、当日の状況をドキュメントでお送りしたいと思います。

 朝、5時50分起床
 なんか、全然眠れなかった・・・。恐ろしい位目パッチリ。
 私は生まれてこの方、次の日に遠足があろうと、運動会があろうと
 「明日・・・こっ告白する」なんて人生の一大事があろうと、
 どんな大きな本番があろうと、『おやすみ三秒』な
 可愛げのない神経の持ち主だったはずなのに
 なんだか、おもしろい位眠れませんでした。(夜中に「うわー眠れない」とか叫んでしまった)
 なんでだろ。

 そのまま師匠の家に行き、荷物をタクシーに積んで会場へ
 今回は前半ずっと師匠のお付をしていたので、皆の踊りが見れて
 とても楽しかったです。お子様の踊りには涙、涙、涙。ハハノヨウナキモチニ・・・
 
 っで出番も近くなって『顔』をしてもらい(まだ自分で出来ずトホホ)
 衣装を着付けてもらい、鬘をのっけてもらい
 完成
 
 いや~なかなかチョンマゲは、いいもんですね。結構不安だったのですが
 癖になりそうです。 楽しいね。
 
 そして、師匠と後見の方に挨拶をして花道へ
 あの花道の幕の中で待ってる瞬間って
 緊張する事この上ないっすね
 集中しなくちゃと思いながらも
 
 『胸のドキドキがとまらない(@∀@)』

 っで後は夢中です。
 今回は花道でお客さんの顔が良く見えて、なんだか妙に緊張して踊っちゃいましたが
 師匠曰く
 『花道の方が気持ちが入ってて越後獅子らしくてよかった、あんたは見せようとすると
 ダメなのよ、あれくらい緊張感があって周りを冷静に見れてる方がいいね』
 との事。うーん、やっぱ気持ちの入れ方って難しい。

 そして、本舞台へ
 途中、獅子でちょっと困った事になった場面もありましたが
 まっそんな事は気にしません。
 本舞台の方が結構リラックスして踊れたのですが
 やはり私の悪い癖で、のっちゃうと冷静さがなくなって
 居どこが悪くなるらしく、師匠に後ほどご指摘頂きました。
 私としては、『浜唄』(獅子をとった後ののんびりした曲のとこ)
 と『なんたら~』のくだりが大好きなんですが
 やっぱりここでも「魂の入った」「らしい」踊りを踊れるようになるにはまだまだです。

 っで一本歯ですね
 所作はすべると思っていたのですが、思ったよりは大丈夫でした。
 足拍子も所作は音がやっぱり違うので逆に踏み易いと思いながらやりました。
 まあ、バランスが途中で後ろ、後ろにいってしまい
 「おっとっと」と思った瞬間もありましたが。 

 っでっでっで一本歯で晒しですが
 まあ、本当に『窒息するんじゃないのか、私』っと思いました。はい。
 もう必死すぎで、踊りになってませんでしたけど
 途中から自分が何処にいるのかも分からなくなって
 足拍子も思いっきり間を外してしまいましたけど(気持ち悪い事してごめんなさい)
 後ろ向きに体を反って振っている時に 
 『息が出来るのはここしかねぇ。』と思って、

 『ズハァーーヒィー、ゼェゼェゼェ(T▽T)ブハァー』 

 上向いて果てる前の金魚みたいに息してましたけど
 皆様の拍手のお陰でがんばれました。
 (本当は『何事もないように軽く』やんなきゃなんで反省してますが)
 本当にありがとうございます。
 
 まあ、反省や、これからの課題は尽きない位ありますが
 本当に、楽しかったし、いい経験になりました。
 今年は、自分にとっても大切な節目の歳になるし
 ますます、がんばっていきまっしょい。(・∀・)」

 ≪余談≫
 皆さんの今回のコメント
 姉『痛々しかったわ・・・何あれ、筋肉強制マシーンか』(晒しについてのコメント)

 某知人『最初出てきたとき、内山君かと思った』(獅子をつけてムチムチになった私の顔を見て)
 
 父『お前、色っぽい踊りは出来んのか?』
  (前回も子供の踊りだったのでそろそろ大人になって欲しい模様)

いい踊りってナンダ

 2006/1/15(日)

 今更ですが
 あけましておめでとうございます。(・∀・)」ドモ
 本年も宜しくお願い申し上げます。
 年末から正月にかけてお稽古もなく
 バイトも無く トホホ
 かお(化粧)の練習などし
 ごろごろし
 友達と飲みに行ったり、カラオケ行ったりなどし
 実家にやや帰り
 
 ・・・・・そして太った・・・・。
 
 時間があるって危険だ。

 っでもう『会』までカウントダウン状態な訳で
 お稽古場も熱気を帯びて来ています。
 私も合間を見て師匠にお稽古を見て頂いているのですが
 先日『よっしゃやるぞ』という意気込みで踊った所

 「上手く踊ろうとするな。上手くみせようとするな、そんなの無理だから。」
  うっ・・・・・・

 「見せ付けようなんて思って踊るな。そんな踊り見てて気持ち悪いよ。」

 ・・・・・物凄くごもっともなご指摘を頂きました。
 またまた邪心たっぷりで踊ってしまったようです。
 「上手くなりたい」とか「早く舞台にたって拍手を・・・ゲヘヘ」(-∀-)グエヘヘヘヘ
 とか、『野望』とか『欲望』の塊をぶつけるような踊り
 気持ちばっかり先にいって空回りしてしまう踊りなんて
 見てる方は師匠のおっしゃるように『気持ち悪い事この上ない』ですね。

 いかんいかんと思っているのに
 なかなかこういう気持ちを捨てて踊ることが出来ないのはどうしたもんか(@∀@)
 
 でも、自分自身は正直なもんで
 上記のような気持ちで踊っている時は苦しくて、ちっとも楽しくなくて
 よく『目が何も見てない、固まってる』と言われるのですが

 素直に『越後獅子』を踊っている時はホンとに楽しくて、
 自然と周りの情景が浮かんで来るのです。

 どっちが踊ってていいかってそりゃ後者の方がいいですね。

 まあ課題はたっぷりですが
 会までラストスパート
 がんばりまっしょい。
 ではっ(・0・)」

お掃除MUSICのススメ①

 2005/12/29(木)
 
 さて、そろそろ年が明けようとしている今日この頃ですが
 皆様、年末大掃除、いかがなもんでしょうか?モウオワッタ?ソンナモンヤラナイ?
 私は、先日師匠の家の大掃除が終わりました。
 延べ二日間に渡る、大大大大掃除でした。(ーзー)」
 これ、もはや掃除というよりマラソン、我慢大会、訓練・・・・・
 いやこれこそ修行だ修行!!
 (とにかく隅々の隅々まで、拭く、整頓する、片付ける、そして捨てる)
 ゴミ袋、20袋分はものを捨てましたね。マジで。
  
 っで、私はもうかれこれ二年以上は師匠の家の掃除洗濯をしてきた訳ですが
 さすがに一日、8時間ぶっ通しで細かく(私にしては)掃除洗濯をしていると
 中盤
 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁっぁ(*▽*)」ぁぁっぁぁ」
 っと、そこら辺にあるものをなぎ倒したい危ない衝動に駆られるのです。(軟弱モノ)
 コレではいかん
 そこで私は考えました。
 『音楽だ、音楽。音楽をかけよう!!』
 踊る意気込みで掃除をしよう!!
 自分に暗示をかけることにしたのです。「これは掃除ではない、踊ってるんだ・・」チョットイタイ
 
 っということで、今までお掃除MUSICとして使用したアルバムの作用と効果を
 掃除ハカドリ度(★最大5)○○度(☆最大5)で評価してみようと思います。
 (大して音楽に詳しくもないので細かい所はカンベンして下さい)

 ・『クレイジー・ケン・バンドベスト Oldies but Goodies(通常盤)』
 いや~いい声でなかなか気持ちよく掃除ができました。ファンキーからジャジーな音楽までBGMに
 もってこいかもしれません。でも飽きちゃう曲が途中何曲かあったな・・・。
 掃除イーネ度★★★★    ケンさん艶声度☆☆☆☆☆

 ・『 MISIA GREATEST HITS』  MISIA
 BEST盤なので、知っている曲ばっかだし、歌バカうまで聞いてて気持ちいいし、
 めちゃめちゃ掃除がはかどりました。はかどり過ぎて、疲れてしまったくらいです。
 掃除ハカドリ度★★★★★  歌うま度☆☆☆☆☆

 ・『ビッチェズ・ブリュー+1』 マイルス・デイヴィス
 FREZYさん早速聞いてみました。アリガト!
 あまりにも曲が壮大でドラマティック過ぎて、ふと気づくと宇宙にぶっ飛・・・はっイカンイカン。 
 っということで曲に負けて掃除どころじゃなくなるので家に帰ってゆっくり聞きました。
 私は一曲目のファラオズ・ダンスが好みです。
 掃除ハカドリ度 不可    宇宙度 無限         

 ・『BEST ONE』 ルイ アームストロング
 ジャジー過ぎて、掃除とあまりに不似合いな気もせんでもないですが・・・・
 これをかけた日が気温も天気も調度よく、一曲目の「この素晴らしき世界」から感じがピッタリ。
 まったりと掃除が出来ました。この人が歌う「ムーンリバー」は凄く大人の歌だなぁ。
 掃除ハカドリ度★★★半   まったりジャジー度☆☆☆☆

・ 『Joy - A Holiday Collection 』 Jewel
 クリスマス近かったので、こんなアルバムをかけてみた。・・・きれいな声だな・・・。
 でも・・・なんだか・・・叩きを持ってるバックで「サーイレンナーイ♪ホーリーナーイ♪」
 ちょっと・・・寂しーーーい気持ちになってきたので中止。
 掃除ハカドリ度★(諸事情により)  クリスマス度☆☆☆☆☆

・ 『 安全地帯VI LIVE 月に濡れたふたり』 
 なんか倉庫から幻の伝説ライブの音源が発見されたらしく、今年発売されたアルバム。
 贔屓目かもしんないけど、全然古くなくてパワフルで凄いロックアルバムです。
 もちろん掃除も大はかどりです。騙されたと思って是非聞いて見て下さい。
 掃除ハカドリ度★★★★★     多分ボーカル躁状態度☆☆☆☆☆  

 っという事で色々あげてみましたが
 まだまだお掃除は続く訳で
 
  お掃除MUSICを大募集しております。
 
 このアルバムはイイぞ!!!
 っというのがありましたら、是非オススメ頂ければと思います。
 随時募集中です!

 それでは、皆様
 よいお年を☆
 来年も宜しくお願いします(-▽-)」

課題はコミニュケーション

 2005/12/18(日)

 思いっきり私事ですが、髪を切りました。
 久々『ショートボブ』なんて首のすーすーする髪形にしてみました。
 しかし、美容院ってなんであんなに緊張するんだ。
 美容師さんとのあの微妙な空気、緊張感(私だけか?!)
 『今、このタイミングで雑誌を読んでいていいのか?邪魔じゃないのか?』アア!マエガミガザッシニ
 
 「お仕事は何をされてるんですか?」って質問されても
 イマイチ自分の立場が中途半端で答え難い

 『ええっと日本舞踊をやってます。』
  とりあえず答えてみる。

 っが、美「あっそうなんですか、凄いですね~。」

 終了。

 (あきらかに≪あっオレ日本舞踊全然わかんね~広げらんね~≫というのが伝わってきます)
 しょうがないです。イヤホント
 クーポンマガジン使いまくってイチイチ美容院変えるのがいけないんだけど
 このワンツーマンのぎこちない空気。
 これクリアするのが課題。

 っで
 会も近い事だし、自分の踊る演目を煮詰めるべくお稽古をしているのですが
 正直『越後獅子』ってなかなか想像がつかないのです。
 越後から出てきた、田舎の青年(少年?もしくはおじさん?)
 頭に獅子頭を付け、門付けで踊りや曲芸(軽業)などを披露して、銭を稼ぐ・・・・
 明るく楽しく可愛くの反面、貧しくひなびた故郷を彷彿とさせる哀感もある踊り・・・
 ほぉ~~お・・・・・へぇ~え・・・・アーーアーー(@∀@)アーー

 飄々とした感じを出そうとすると
 「それじゃ女の子だよあんた。」
 となってしまう。
 軽業と思って動くとただの『暴れ獅子』になってしまう。
 ちょっと掴めない部分が多くて悩み中。

 先日、師匠が『気になるところ』を挙げれば見て下さるというので
 「浜唄」と「なんたら~」の所を見て頂きました。(一応いくつかにパーツが分かれているのだ)
 「浜唄」は田舎の浜辺のひなびた風景と、それを懐かしむ気分をしみじみと踊る部分なのですが
 の~んびり~しみじみ~踊るのは難しい
 多分やろうとしてるから余計に難しくなる
 
 そんな訳で師匠に一緒に踊って頂いたのですが
 そうすると自分との差がよく分かります。
 私はのんびり踊ろうとするあまり、腰がふかふかしてしまうのです。
 そしてものを見ようとするあまり、眉間に皺がよってしまう・・コワイ

 んで「なんたら~」の部分を踊って見たところ
 
 師匠「あんた誰に対して踊ってんの?それじゃ自分に対してしか踊ってないよ。」

 
ド図星

 
軽く踊ろうとか、大きく踊ろうとか、全くもって自分の事しか考えていなかったのです。
 形にとらわれちゃダメと思いつつ、そこからなかなか離れられないのです。
 んで、ちょっと設定を自分で考えてみようと思いました。
 
 『先生、では○べーや、○たんや、○たん(お稽古場で私が世話をしているお子様達)に
  物語を聞かせるように踊ってみます。』

 そことそことそこにお子様達が座っていて、話を聞かせる
 想像 想像 想像 (ーへー)

 ・・・するとウソみたいに身体が軽く楽しく踊れたのです。不思議だ・・・(ーэー)
 (でもやっぱり途中「また自分になってるよ!!」と指摘を受けた)

 「誰に向けて踊っているのか、何を踊っているのか」

 これ、当たり前だけどとっても大事なんだなと改めて痛感しました。
 ではっ(・∀・)」

 *≪超私信≫
 そんな訳で、ご招待チケットをそろそろ送付させて頂きます。
 皆様お忙しいとは思いますが、ご来場お待ちしております。m(__)m

モチベーションの低下と向上

 2005/12/8(木)

 いや、そんな甘えた事言ってる場合じゃないし
 立場でもないんですけど
 最近なんか『踊りテンション』が・・て・・低下・・・。
 ああっいけん、いけんよ。
 そんな事言ってる場合じゃなかった
 大きな会まであと一ヶ月
 ファイ、オーオー(・0・:)」
 
 っで、ここ最近でテンションが上がった事が一つ
 
 顔(化粧)の道具をそろえました。
 よく歌舞伎役者が自分で化粧してますよね、あの道具です。

 それも、師匠が知り合いの『顔師』さん(白塗りの化粧を人に施すのを生業にしてる人)に
 全部頼んで下さったので
 白粉 
 歌舞伎油
 紅
 ルボタン
 筆
 刷毛 
 スポンジ
 などなどなど
 身震いしちゃうような素敵な道具の数々です。ヒャッホーイ(ー▽ー)」
 思わず何度も手にとって確かめてしまいました。

 『あ~~あ、白粉だ・・紅だ・・・羽二重だ・・・』ゲヘヘヘヘ


 しかも、おしろいや紅など全て『顔師さん』が練って作ってくださったのであります。

 (いや~、思いっきり形から入ってます)(-з-)♪
 
 いつも師匠の白粉は私が練っているのですが(ちゃんと練ってから使うのです)
 やはり顔師さんが練ったものと比べると
 全然、全然違います。
 最初白の固形状のものにあまり液体を加えないようにして
 何十分も練るのですが
 これが全然滑らかにならんのですよ
 気づいたら、白粉飛び散らかして
 自分が『飴食い競争』状態です。
 
 ところが顔師さんの練ったものは
 まるで『上手く焼けた目玉焼きの白身』
 みたいにつるんとしてて、滑らかで
 しかも・・・・・いい匂いがします(ー∀ー)トレビアーン
 (絶対中に何か秘密の物体が入っている)
 
 早く、自分で顔(化粧)出来るように練習、練習。
 師範を執るまでに
 顔も、着付けも、後見も、もちろん踊りも、・・・料理も?ソウジモ??
 ちゃんと出来るように(ただの出来るじゃダメだねっ)


 ・・・・あっやっぱ
 テンション下がってる場合じゃなかったね
 寒いからって冬眠希望してちゃいかんね
 ではっ(・∀・)/

大いなる勘違い

 2005/12/4(日)

 「KAT−TUN」の事を昨日まで
 
 「カツーン」と読むのだと思っていました。(正解:カトゥーンでした)
 
 これ、なんかおじいちゃんが「スバゲッティー」を「スバゲッテー」と言って
 しまうのに近い感じがするのですが
 しかもKAT−TUNは二人組だと思っていたのですが・・・・
 (しかも名前に亀がつく人と梨がつく人の二人組みだと思っていました)オナジヒトデス

 「ジャニ事情」に疎いにも程がある今日この頃です。

 っで、ついにDVDプレーヤーを買いました。
 本当はレコーダーの方を買いたいのですが
 いかんせんお金がないので、
 カード二回払いで月3000円程度の支払いを目指した結果(具体的)
 「プレーヤー」となりました。

 なんか、もう全然最新電化じゃないんだけど
 新しい電化製品がうちにくるって
 テンションあがります。(ー∀ー)」ヒャッホイ
 (かつてTVが普及した頃ってこの何倍もの喜びがあったんだろな)
 
 っで、喜び勇んで早速接続し
 手持ちのDVDを再生をしてみたのですが

 「・・・・あれっ???」

 映像は映るのに音が出ない・・・・・・
 いじってもいじっても、音だけ出ないのです。
 翌日の超久々の休日を堪能する目的もあって購入したので(:▽:)ショック!!!
 
 私はあせりました。
  
 あせった結果、販売元に電話しました。
 一つでいいのに製造元にも電話してしまいました。
 
 「すいません!映像は映るのに音が出ないのですが・・・・。」
 事情を説明した結果、修理に来てくれるとの事でしたが

 『お客様、申し訳ございません。ただ今込み合っておりまして、伺うのが来週に・・・。』

 私はあせりました(・▽・:)アシタノキュウジツガ・・・・ワタシノキュウジツガ・・・

 「すいません!!明日しか家にいないんです、なんとか明日お願い出来ませんか!!
  私、私お金を払って買ったんです!!!」(あたりまえです)

 あせって、ごり押ししてしまいました。女性は歳をとるとだんだん強くなります。
 ごり押しの結果、なんとか明日の修理の予約を受け付けてもらいました。

 しかし、その夜なんだか急に嫌な予感がしました。
 「私って、うっかりしてるよな・・・・・。」
 踊りの修行をしていく上で
 なんとなく自分の性格が分かってきていました。
 私は
 『確認を怠ると、必ずミスをしてしまううっかりもの』なのです。
 
 っでっでもう一度「DVDプレーヤー」の配線を確認してみたところ

 ・・・・・・あっ(ー∀ー:)

 映像のプラグを差し込む所に音声のプラグをまんまと差し込んでいました。
 
 いやちゃんと、「赤、黄、白」って親切に色分けしてくれてるんだけどね
 ダメですね。

 翌日、販売元と製造元にわびの電話を入れました。
 「すいません、私の配線ミスでした、お騒がせしました。(TへT)」
 ホンとにすいません。

 まあ、そんなこんなで家にDVDプレーヤーは
 やって来たのであります。

 やっぱり何事も確認だ、確認!!
 自分に言い聞かせる毎日であります。
 ではっ(・0・)」

ものすごく勝手にMOVIEバトン

 2005/11/24(木)

 いやなに、先日某巨大レンタルショップで徘徊していたら
 ふと思いつきまして
 よく、『自分の好きな映画ランキング』
 みたいなの雑誌でやってますが
 なかなかトータルでランクなんてつけられないよな、と。
 ランクっつうより自分の中ではジャンル分けされて
 好き嫌いがあるなっと
 そんで最近映画見てないなっと
 
 っで、勝手にMOVIEバトン
 自分で勝手に質問考えて、勝手に答えています。
 ちなみに、高校時代は洋画ばっか見てましたが
 大学生になってからは主に日本映画しか見ていません。
 なんか急に日本映画好きになったのです。(?∀?)ハテ

 ☆○○系映画 好きランキング
 私はまるで日常をちょっと覗いた様な、平坦且つ特に事件も起こらない
 何も起こらない系映画が好きです。
 ので「何も起こらない系映画 好きランキング」
 
 1、「ぼくのおじさん」 (東陽一監督)
 いや、変な話なんですがリアルな話なのにどこかファンタジーなとこが好きです。
 自分が大学時代書きたかった脚本はこういう感でした。
  
 2、「ロマンス 愛と欲望の地上げ屋」 (長崎俊一監督)
 玉置浩二好きが高じて見たのですが、おもしろかった。
 今も白髪玉置さんからは想像も出来ない、如何わしい、エロい、ギラギラした姿が見れます。
 現場でセリフを役者と相談して作っていったらしく、臨場感ある大人の映画。
 
 3、「東京夜曲」(市川準監督)
 桃井かおりが桃井かおりの演技をしていないのも中々見所です。
 特に何も起こらない事NO、1の映画です。

 
 ☆唯一市販ビデオを買った映画
 
 「どついたるねん」(阪本順二監督)
 この映画を作った監督と役者の熱意が大変好きです。
 パンフを文化村までいって取り寄せたのもこの映画だけ。
 
 ☆出てる女優の姿が好きな映画
 1、「緋牡丹博徒シリーズ」
 藤純子(富士純子)の姿みたさにシリーズを制覇してしまった私は
 オヤジでしょうか・・・多分オヤジです。
 昔の女優さんは着物をこんなきれいに着て、こんなに自然に扱ってたんだと感動。
 シリーズの中でも山下耕作監督の作品がオススメ。
 今でも歌舞伎座でお見かけするとつい「お竜さん・・・・。」と思ってしまう。

 2、「Wの悲劇」(澤井信一郎監督 )
 昔の薬師丸ひろこは物凄いと思います。オーラばりばりです。
 そして昔の角川映画は新東宝映画に通じるキテレツさがあります。

 ☆、出てくる男優の姿が好きな映画
 
 1、「リバー・ランズ・スルーイット」(ロバート・レッドフォード監督)
 メジャーなハリウッドスターの名前を挙げてしまいますが
 ブラットピットのフライ・フィッシングをする姿が好き。

 2、「王手」(阪本順二監督)
 こういうバリバリなにわの映画に出てる赤井英和はカッコイイと思う。
 確か自身、あの飛田新地辺り(行くとタイムトリップした気になる現存の廓)の出身だった気が。

 ☆、深く心に残っている映画

 「サウンドオブミュージック」
 子供の頃大好きで、大人になるまで通算10回以上見た。
 出てくる歌、全部歌える気がする。
 
 ☆ 今一番見たい映画
 
 「乱歩地獄」(監督:竹内スグル 、実相寺昭雄 、佐藤寿保 、カネコアツシ)
 なんとなく気になる映画です。
 

 ずらずらと考えなしに書いてしまいました。
 特に回さないので
 誰か奇特な訪問者が答えてくれる事を祈っています。
 ではっ(・∀・)」

三味線のすすめ③

  2005/11/22(火)

 最近、また冬眠の季節がやってきました。
 私は姉の友人とルームシェアをしており
 よってお風呂も交代で入るのですが
 夜、風呂が空くのを待っている間に寝てしまう・・・・。
 『ダメッ寝ちゃだめっ』
 と遭難した人みたいに自分に強く呼びかけて見るのだけども
 あの、超心地よい『睡眠へのいざない』に負けてしまう
 よく、若い時は全然寝なくて平気だった
 なんて話を耳にしますが
 
 ありえません
 
 寝ないとめまいがします。睡眠万歳!!

 っで、例の三味線ですが
 姉弟子と『三味線同好会』なるものを結成しました。
 二人とも「激貧乏」で三味線を習いに行く余裕もないので
 お互いの向上の為にそんなものを作ってみました。
 毎週一回のペースで仕事の後(私はバイトの後)に集まり
 二人でチントンやっています。(後は自分宅で自主錬)

 『っど同好会・・・』という
 なんだか学生ノリな感じにこっ恥ずかしさを感じなくもないですが
 ・・・・すげえ楽しい(ー∀ー)ヾテヘヘヘヘ

 二人で夢中でやっていると時間もあっという間に過ぎてゆき
 そして、足がマッハ痺れている事に気付きます。
 アウチッ
 
 やはり自分一人でやっていると
 基礎をすっとばして知ってる曲をとにかく弾きたくなるので
 調子の合わせ方、口三味線
 糸のはじき方から、指の使い方まで
 ちゃんと一緒に勉強するというのはいいもんです。
 
 たまに師匠や、師匠の知り合いの地方さんが
 遊びに来て見てくださるので
 その時にここぞとばかりに質問しまくります。

 先日師匠が
 『次のゆかた会で、余興で地方やってみなよ
  私踊ってあげるから』

 というサプライズな目標を挙げてくださったので
 益々やる気満々。
 
 同好会もあと2,3人人が増えそうなので
 このままがんばってうちの会で
 『地方チーム』を結成だ。
 (本番でやるのは無理だけども)
 
 ホンとはちゃんとお稽古に通うのが一番いいのだけども
 自分達で出来る限りの事をやってみる
 そういうのもいいもんです。
 &周りの先生方や仲間にも恵まれている
 ありがたい今日この頃です。
 ではっ(・0・)」
 

2011年3月3日木曜日

誓いの休暇

 2005/11/15(火)

 先日、友人と近藤良平さんのソロダンス公演
 『誓いの休暇』
 を見に行った。
 一緒にいった友人がこの方のワークショップを何年も受けており
 その繋がりで彼の名を知ったのである。

 近藤良平さんは
 ペルー、チリ、アルゼンチン育ちのダンサー
 (ジャンルはどこにも属さないダンサーに思える)
 という、もうこれだけで「何者?」という経歴の持ち主である
 

 っで今回の公演 
 ジャンルというものがあるのかどうか分からんのですが
 コンテンポラリーダンスでいいのかな?
 全体の内容は意味がはっきり分かるわけではないのだが、
『あ~こういう感じね。』という感覚的なもので
 察知する事が出来る。
 確かに内容は紛れも無く「誓いの休暇」なのである。
 そして一番凄いのは意味が分からないのに『おもしろい』のである。
 
 舞台は中央に長方形の舞台があり、その周囲を十数センチの溝が囲っている
 そして中央近くに大きな丸い穴
 奥にグランドピアノ、舞台上手に小さなピアノ
 踊るのにはかなり邪魔になりそうな舞台空間なのに
 邪魔になるどころか実にそれを上手く、無駄なく使っている
 穴からボールが飛んできてそれをテニスラケットで打ったり(バナナの皮も打ってたね)
 穴から顔だけ出してショートコントのようなものをしたり
 溝からミミズが出てきてそれを追いかけたり
 笑える表現をしたかと思えば
 また稲妻のように踊り始める
 楽器を演奏する。(楽器を演奏する姿さえダンスの一部に見える)
 歌をうたう。(歌も上手い!)

 おもちゃ箱をひっくり返したような
 壊れたメルヘンとも言えそうな
 不思議でおかしな空間が劇場を包み込む

 近藤良平さんのダンスを見ていて思うのは
 基礎があまり感じられないという事だ
 バレエの基礎がしっかりしているとか
 日本舞踊の基礎があるとか
 そういうのがない
 
 そして、それがいい(不思議だ)
 基礎とか軸があるとかそういう事が全然関係ない
 踊りが体の枠を超えてしまっているのである。
 手も足も遥か遠くに伸びていく
 彼が踊ると大きな鷹が羽を広げたみたいに見える。
 動きがはんぱなく大きい
 表現力がずば抜けている。
 
 いいね、こういう踊りに凄く憧れる

 最後は
 「あっもうこれで終わりなんだ」
 とはっきり分かる
 力を最大限出し切ったダンスで締めくくられた
 いやパワフルだった。
 稲光が見えたよ。

 今度はソロじゃなく
 「コンドルズ」公演も行ってみようかな。
 ではっ(・0・)」

 ≪余談≫
 近藤良平さん、NHK「からだであそぼ」で今「こんどうさんちの体操」をやっている
 なんとホンモンの子供と奥さんと体操しているらしいのだ
 要チエック!!
 

酉の市にて

 2005/11/10(木)

 地方出身者の私にとって
 東京の祭事はナゾが多いのです。
 まず露店ですが、
 この歳まで「あんず飴」というものを全く知りませんでした。
 私の中で飴といえば「りんご飴」か「ぶどう飴」(←これはメジャー?)
 あのモナカの皮みたいなのに杏がドンとのっていて
 共有の水あめ付けて食べる
 その光景、結構カルチャーショックだった。
 どうやって食べるのかナゾで、露店の前で一人もじもじしてしまった。(でもおいしいね)
 
 っで私が初めて体験した東京の祭事は「酉の市」だったのですが
 これもなかなかの衝撃でした。
 師匠に連れられて行くようになって早二年。
 あのどっちを向いても熊手だらけの光景
 不思議とあそこにいる人全員が「粋」で「イナセ」な江戸っ子に
 見えてしまいます。(いや実際そうかもしれないけど)
 そして、最高に不思議だったのが
 あの夜12時になると何百人もの人々が
 一斉にお賽銭を本社に向かって投げてお祈りする
 あの圧巻の光景です。
 お社の中から見ていると

 お金が飛んで来る飛んで来る。(・∀・)ヒェーー

 そして凄い切実な祈りをしている人が正面から見えてしまう

 もう何分も凄い形相でお祈りをしているその姿を見ていると 
 なんだか切ない気持ちになります。

 毎年そのお賽銭から55円を頂いてお守りにするのですが
 今年から賽銭取りが私の役目になり
 本社のわずかなすき間から体を出して賽銭の投げられたスペースに体を出し
 
 55円×6人分取る(師匠と師匠の家族と私の分)
  
 これが結構大変です。

 『かっ体が出ない。』(ーΔー;)
 『50円が足りねぇ~』(TΔT)
 しかも、「風雲たけし城」ばりに賽銭が飛んでくるので結構危ない
 必死でウエストを引っ込めて抜け出て
 55円を召集。
 
 (翌年に入り口でその55円はお返しします。
 っで「ありがとう」の気持ちを込めて
 二倍の110円をお賽銭として12時に本堂に投げるのです。)
 
 戻るとその私の必死の形相を見ていた人々に
 拍手されました。
 はっはっはっ
 
 『浅草は神と仏の酉の市』
 いやっこの感覚、これこそ日本だね アッパレ
 とりとめもない話をずらずらと失礼
 ではっ(^0^)」

 《余談》
 そういえば、私の地元には「東京ケーキ」なるもののが存在したのですが
 今思えば、あれは一体何ゆえに「東京ケーキ」だったのだろうか。
 (何だか田舎ゆえの「東京」の冠の大きさを感じます)
 ただの、ベビーカステラだったんだけど・・・(でもおいしかった)
 私の地元の何処に行ってもその「東京ケーキ」を売っているおいちゃんは一緒で
 必ずおつりを「○○万円のおかえしね」と
 返してくれたのであります。(ー∀ー)ナツカシー

酔って候

 2005/11/6(日)

 お酒が好きなのに激弱というのは悲しいもんです。
 
 昨日、お稽古が終わって夜中に家に戻り
 TVを見ながらビールをぐびぐび飲んでいおりました。
 さすがに久々お酒を飲むと酔いますな。
 そして酔って判断が鈍った私は、
 そのままアツゥ~いお風呂に直行したのでした。

 飲んでスグお風呂
 
 これ、とても危険です。
 しかもガンガンCD聞きながら入っていた為、
 自分の動悸がマッハになっているのに全く気が付きませんでした。
 
 『さて、もう出よっと(@ー▽ー@)ヾウイー』

 
 しばらくして風呂から出ようとした訳ですが
 
 いや、立てませんでした。
 
 もう湯あたりなんだか、酔ってんだか、何なんだか
 そのままフラフラ上がってしばし沈没。
 (Θ∀Θ)ハレヒレホレハレ ウィッ

 
 そして次の日
 お酒の弱い私の体には確実に昨晩のビールが残っていました。
 お稽古場にいってまず私がする仕事は
 お稽古場の掃除
 師匠の朝ごはんの支度
 コーヒー豆をローストしていれる

 なのですが
 どうも手がおぼつかない
 なんか感覚おかしい
 そして、挽いたコーヒーを缶に移し変えようとした私は
 そのまま缶ごとコーヒーを遥か彼方にすっとばしてしまい

 ブワァサァー
 『げっ!』

 コーヒーが台所にきれ~いに散らばったのでした
 自業自得
 朝から台所大掃除でした。

 そういえば酔ったその日は『猩々』という
 酒好きの酔っ払い幻獣の踊りを
 踊ってた日だったな。いや~、偶然偶然。はっはっはっ(^∀^)}

 いやはやホントにお酒が強くなりたいです。ではっ(・0・)/ジャラバイ

越後な獅子de一本歯

 2005/10/30(日)

 おやすみ三秒
 最近この言葉通りに『おやすみ』してしまいます。
 布団に入ったら即記憶なし
 たまに電気つけっぱで寝てしまうし(&TVも)モッタイナイ
 なんか可愛げが無いかもしれない
 不眠で眠れず深いため息とか
 ちょっとそんな儚い感じになってみたいのです。
 でもきっとそんな事考えているうちに爆睡してしまう今日この頃です。

 っで一月の会で『越後獅子』を踊るのです。
 越後獅子というのは頭に獅子頭を付け、
 門付け( 門口、門前、玄関など)で踊りや曲芸(軽業)
 などを披露して、お金をもらう人の事で
 つまり新潟から出稼ぎに来た大道芸人ってことか?

 そう大道芸人(-▽ー)」ヨー
 つまりアクロバティック
 マジではやらないけど振りの中に側転もある
 
 踊り手は一本歯の下駄を履き
 晒しという、一反木綿(鬼太郎のね)に見えなくもない
 巨大な新体操のリボンに見えなくもない
 不思議な太い布を振って踊るのです。

 一本歯というのはその名の通り
 本来2本ついているはずの下駄の歯が1本しかついていないもので
 (しかも高さがある)
 はいているとじっと立っているのが難しく
 
 『おーいおっとよいっといよっと』ウロウロウロ(@д@)
 
 なんか「トイレに行きたい子」みたいになります。
 
 そして踊り手はこれを履いてなんと
 タップを踏むのです。タップデスヨタップ
(ホンとは足拍子っていうんだけども)
 そして最後は晒しを2本持って
 えっちらほっちら振るのです。

 最初、履いているとどうしても形的に支障が出てしまうので
 一本歯は足拍子の時のみで
 晒しを振る時は履かない予定だったのですが

 先日のお稽古で晒しの時に一本歯を脱ぐのを忘れてしまい
 『あっ・・やべ』
 
 脱ごうとしたら師匠に
 
 「・・・そのままやれ、脱ぐな。」
 (・▽・:)デェー!!

 という事になり
 その流れでやっぱり本番も履いてやる事になったのです。

 っまそれはなんとかがんばるのですが
 問題は
 『踊りが軽くない』
 ということです。
 軽業ですから、やはり腰がちゃんと入って軽く踊れないと
 話になりません。越後獅子になりません。
 これは精進せにゃなりません。
 
 いやしかし
 私の友人はこれを見に来てビックリ仰天噴出すこと
 間違いなしだと思うんだな
 ちょんまげ
 変わった下駄
 で、一反木綿を振る私
 でもがんばるので、よろしくです。
 ではっ(・0・)」

やっぱりパンが好き


            ↑たこ焼きではありませんブリオッシュです。その上はデニッシュロール
 
 2005/10/25(火)

 っでパンが好きなのです。
 食べるのが好きなのですが
 作るのも大好きなのです。

 やたら時間と手間がかかるイメージがありますが
 最近はインスタントドライイーストなんて便利な菌があるので
 二時間もあれば作れてしまいます。
 しかも、ずっとついているわけではないので
 合間に洗濯やら掃除やら出来てしまうのです。
 そして、結構大雑把な分量でも
 工程のポイントさえ押さえておけばうまい事出来てしまうという
 私にはもってこいの料理です。
 
 大切なのは最初の段階で

 かなり力(リキ)を入れてこねる事

 これ疲れますが、かなりストレス解消になります。
 前、実家で作った時。あまりに私がバンバンドンドンやっているので
 犬がビビリながら、私に超不審なまなざしを向けていました。
 (どうした!!一体なにがあった!!??オイってな感じ)

 それから一次発酵、二次発酵となっていくわけですが
 この発酵時のふくらみ方が
 
 かなりキュートです
 (これはやってみると分かります)

 途中ベンチタイム(生地を十分位休ませる)なんてメルヘンなタイムがあるのも
 いいですね。
 
 そして何より一番の楽しみは
 焼きたてパンを食べれるという事です(・0・)」ヨー
 どんな、初心者が作ろうとも
 よほどの失敗がない限り、焼きたてはおいしい!!
 凄くおいしい!!ゾ
 
 そして作ったパンは大切な食料になり
 家計を助けてくれます。スンバラシイ
 結構な力仕事なので、男性向けの料理だなと思うのですが
 (私は平気だけどね)
 やっぱりパンはいいです。
 では(・▽・)ヾバイ

三味線のすすめ②

 2005/10/23(日)

 最近めっきり寒くなってまいりました。
 日が落ちるのも早い事、早い事。
 寒くなるとまず、朝起きれなくなります。
 夏の2分の1位しか目覚ましの音が聞こえません。
 「こののまま眠れたらどんなに・・」な妄想を5分位してしまいます。
 どうでもいい話ですが
 やっぱり人間は動物だ、もうそろそろ冬眠の時期だと思う今日この頃です。

 っで、三味線ですが。
 ずばり、楽しいです(・0・)ゝヨー
 やはり日々の積み重ねとは大切なのもので
 自分なりに基礎から練習曲を決めて弾いていくうちに
 だんだん手が動くようになってきました。
 音の勘所も分かってきました。
 練習し始めるとあっという間に時間が過ぎます。

 何でも覚え始めは楽しい!

 この『次、何覚える!??何練習する!??』
 というワクワクはやっぱりいいもんです。(‐▽‐)ヾヒャハハハハ

 っで最近師匠が、大変ありがたい機会を私に与えて下さいました。
 それは

 お弟子さんに私の三味線でお稽古してもらう

 という恐ろしい企画です。スイマセンスイマセンスイマセン
 かなり恐れ多い話です。スイマセンスイマセンスイマセン(ーзー)・・・
 師匠に唄っていただき、私が弾き、そして踊ってもらう
 もちろん本稽古ではなく、稽古の合間にチャレンジさせて頂くのですが
 被害者続出、これは地方(じかた)というより

 ザッツ妨害電波です。

 『松の緑』『関の小萬』という二曲が主なのですが
 まだ暗譜が完全に出来てないので
 唄が段々先に進んでしまい
 
 『うおおい、今どこ唄ってんだ??どうなってんだ??』

 ・・・・迷子になります。

 また、踊りに合わせて弾く余裕がなく

 『あれっ・・・まだそこだった???譜しかみてなかった・・・』
 
 ・・・・・迷走してしまいます。

 いや当たり前なんだけど、地方さん(じかた)はなんて凄いんだ
 ちゃんと踊り手と唄い手の息を感じて弾かなきゃいけないんだな 
  
 しかしこれかなり楽しいです。
 間とか、息とか踊る上でもとても勉強になります。

 いい加減妨害電波はやめないと申し訳ないのですが
 こんな私に付き合って下さる姉弟子、妹弟子
 師匠にマジメに感謝。自分の贅沢な環境に感謝。
 
 いつか三味線で本当に稽古出来るのを目指して
 がんばりまっしょい。(・▽・)」では。

踊々おつかい日記

 2005/10/20(木)

 先日、お稽古の合間に国立に『おつかい』に行った。
 (このおつかいとは、催されている会の会主にお祝いを届けに行くというものだ)
 その日まさか、『おつかい』に行くと思わなかったので

 どすっぴん
 ジーパンミニスカ
 ユニクロで買ったコットンスウェット
 ブーツ
 斜めがけバック
 頭ぼさぼさ
 
 というコンビニルック
 一つ間違えば小学生ルックと言えなくも無い格好でお稽古場に来てしまった。
 しかし、他に『おつかい』に行ける人間もいないので
 れっつらGO。

 っで
 ホールについて受付にお祝いを渡しに行った。
 
 私『本日はおめでとうございます。』超スマイル
 受付「ありがとうございます♪あっパンフレット持って行ってね~。」

 (??!!??なんか物言いがスウィート・・・)

 私『あっパンフレット頂きましたので。』
 受付「あっいいのよ~。お嬢ちゃんと、先生の分も持って行ってくだちゃいね~。」
 (こうは言われていないが、確かにこういうニュアンスであった)

 ・・・・・・・まさか、子供に見られてしまったのだろうか??

 生まれてこの方「実年齢より上」にしか見られた事のない私は
 ちょっと驚いた。
 (18の時、キャッチの兄さんに未成年だと訴えても全く信じてもらえなかった)
 (挙句の果てに『子持ちでしょ?』と笑えないジョークをとばされた) 
 
 微妙に嬉しかった。ダッテダッテ
 
 しかし、『踊りのおつかい』に行くといつも緊張してしまう。
 あの煌びやかな受付の着物・・
 ・・っいやいや受付のお姉様達
 あの空気 ブルジョワーン
 ロビーで惣菜パンをかじっている私は確実に浮いている。
 
 っま、いいか
 ともかくいつ『おつかい』に行く事になるか分からないので
 これからはお稽古の時も
 ちょっとましな格好でお稽古場に行こうと思う。
 化粧ももうちょっとしようと思う。

 おわり 

名執式の思ひ出

 2005/10/16(日)
 突然ですが、コンビニが好きです。
 踊りの用事が終わって帰り道、
 暗闇の中にあの明るいコンビニの光を見るとつい入ってしまう・・・
 そしてスイーツを買ってしまう・・・
 そしてまた次のコンビニに寄ってしまう・・・
 そもそも帰り道にコンビニが2つも3つもあるのがよくない
 ついつい梯子しながら、コンビニの比較なぞしてしまいます。
 特に『ナチュラルローソン』
 あの、ちょい珍し目の商品ラインナップがたまりません。
 しかもあまりないので、見つけると喜び勇んで入ってしまいます。
 こんな事で小銭を使っている場合ではない今日この頃です。
 
 っで、先日名執式が行われ、新名執さんが誕生されました。
 名執式というのは、お家元の前で五分程度の踊りを踊り
 お免状を受け取る式があり、杯の儀(?)があり
 といった、踊りの名前を頂き、
 その流派の一員となる為の厳粛なお式です。
 自分もまだ名執になって間もないので
 まぶしい新名執さんの姿を見ると嬉しくなります。イイモンダ

 忘れもしない二年前、私の名執式の前日は
 ちょうど師匠プロデュースの公演の楽日で
 名執式前日ってか
 会場はけなきゃ、荷物片付けなきゃ
 ドタドタバタバタバタバタバタバtバタ\(◎o◎)/ウヲーイ
 で、そのまま師匠の家に泊まって当日となりました。

 朝起きて、あらかじめ予約しといた、近所の昔ながらの美容院へ
 『新日本髪』を結ってもらいに行きます。(時代劇みたいな頭の抑え目なのね)
 っがなんせ昔ながらの美容院だったので
 
 ・・・・・あれ
 ・・・・・・私の頭
 ・・・・・・・だんだん大きくなってないか?!!オイッ
 
 気づいたら『お江戸でござる』どころでない超爆弾時代劇頭に
 
 私『あれっ、なんか・・頭、大きくないですか?』
 美容師さん「っそそうかしら、昔は皆こうだったのよね。」
 私『・・・・へっへぇ~。』

 私がその日着ていたのはヒョウ柄のタンクトップ

 つまりヒョウ柄のタンクトップdeデカ時代劇頭
 
 頭と体のもんのすんごいギャップを抱えて店の外へ
 『っみみんな、見てる、間違いなく私を見てる(;O;)ウオオオオオ』
 タンクトップで、頭にでっかいカツラをかぶった状態の私に
 道行く人々は、当然オドロキですわ。
 私は俯いて頭を抱えたままお稽古場に逃げ帰りました。アハハヽ(^o^)丿ハハハ アハハハハ
 
 お稽古場に戻って師匠に
 『先生!!頭が、頭が大きくないですか??!!』
 と訴えたところ
 見て即効
 「・・・・・やりなおし。」
 
 っで辺りを見回し人気がないのを見て、再びダッシュ。
 なんとか抑え目に、抑え目に、抑え目に
 結ってもらいました。

 って思い出がこんななんかい!!
 ただの頭の話になってしまいましたが
 名執式はここでは書ききれないほど
 大切な思い出がいっぱいなのです。

 それはまたいつの日か
 ではっヽ(^o^)丿ウイッ

本番で踊る阿呆

 2005/10/10(月)

 なんかマイペースな更新具合になっていますが
 気長にお付き合いいただければと思います。
 最近、『ティアレンス』というヨーグルトにはまっています。
 発売当初は「家でヨーグルトを増殖できる時代になんじゃい!」
 ってな、ヨーグルトにあるまじき価格設定だった為
 食べたくても手を出さなかったのですが
 業者側も悟ったのか、価格の見直しをして安くなったので
 (しかも現在お試し価格)食べまくってます。
 量は少ないけど、こってりしてておいしい(^O^)/スイーツバンザイ
 私は『桃』が一番おいしいと思う。
 ぜひお試しを。

っで、もう結構過ぎ去ってしまった話なのですが
 他流の方の会で躍らせて頂いたのです。
 姉弟子と一緒だったのでドキドキは和らぐものの
 終始
 
 『無礼があってはいかん。』

 というのが頭から離れず、辺りをグルグル見回しながら
 会場を徘徊していたのであります。テツダイハナイカ、テツダイハ(@_@。ブレイハナイカ、ブレイハ
 
 そして出番前の化粧タイム
 楽屋の大きな鏡の前で化粧前を作り
 メイクをする私

 『なんか・・・いいかも・・・(=○=)キブンイイヨ』

 (なんか、本番で踊る人みたい・・・)実際そうです。
 普段、忍ヨロシク後ろで待機している事が多い私は
 なんだかいい気分になってしまったのであります。

 出来上がったメイクは練習の成果もあって
 『大魔神』にはなんとかならず、アイライン引きすぎて
 他のところについちゃった位で済んだのであります。(いいのか?)

 っで本番
 いつも思うのですが、舞台のライトは熱い
 なんか熱いのと踊ってるのとで、頭がもや~っとしてくるのであります。
 
 つい最近まで舞台で踊るのは「孤独」だと
 感じてしまう事が多かったのですが
 (マラソンランナーは孤独だというのと似ていると勝手に思っている)
 ここの所はそうでもなくなりました。
 でも自分にとってまだ「闘ってる」部分が多い
 中々、『楽しい、ここでもう一回踊りたい。』
 という心境になれないのです。
 
 いや踊るのは、気が狂いそうな位楽しいんだけども
 本番で踊る事というのは
 まだまだひよっこでは超えられない何かがある
 何か違う
 感じがしますな。


 師匠曰く
 『やっぱ本番は違うね、と言われないとプロとは言えない。だから今回の踊り
  は私はOKは出せないね。』

 なるほど、確かに
 師匠を見ても師匠の周りのすんごい舞踊家さんを見ても
 その通りだと思った今日この頃であります。
 本番恐るべし!ではっ(^O^)/

かお(化粧)のススメ

 2005/9/11(日)

 またまたご無沙汰してしまいました。
 でもでも、更新しなくなるということは無いので
 気長にお付き合いいただければと思います(^▽^)ホホッ
 さて、仕事にあぶれていた今日この頃ですが、
 何とか10月からコールセンターに入れそうでほっとしています。
 それまでのつなぎとして、現在は日雇いバイト中。エッチラホイッ
 っが、っが、やはりもうガテン系は厳しい・・・。
 先日、某運輸会社の荷物の仕分け作業の仕事をもらったのですが
 次から次に超重量級の荷物が流れてきて 
 「あのっ私一応女なんですけど・・・・女に見えてるか??」
 っと派遣元に向けて八時間恨み節を唱えながら仕事してしまいました。
 正直、途中で脱走しようかと思ってしまいました。マジで。
 
 っで、今月先生のお知り合いの先生の会に賛助として出演(勉強)させて頂くので
 先日舞台用の化粧の練習をしたのであります。
 かつらをのっけるのではないので
 白塗りの本格的日本舞踊の化粧ではないのですが
 ちゃんとそれなりに顔をつくります。
 
 私は自分で舞台化粧をした経験がまだ無いので
 姉弟子や師匠に教えていただきながらやっていきました。
 ドーランを塗るまではなんとかクリア
 
 ・・・・・が

 ピンキーというピンクの化粧をし始めた辺りから
 「なんか、京劇の人みたいだな・・・」
 っと顔がだんだん怪しい方向に向かい始め
 師匠の方を見てみると何やら私の顔を見て激しく笑っている・・・・

 「いや、顔がおお・・ゴホンッ・・丸くて・・・。」
 (-з-)ダッテダッテショウガナイジャン
 堪りかねたのか師匠に『小顔に見えるチーク』を施されました。
 (いやっしていただきましたとも・・・)

 そして問題は眉毛!!
 これは自分が思っているような眉毛では全くないのです。
 いまだかつて書いたことないような眉毛
 日本舞踊、日本人な感じの眉毛
 「どうやっても普段の眉毛になってしまう・・・。」
 これも師匠に左の眉だけ書いて頂き
 右にチャレンジ!したのですが
 またまた師匠や姉弟子が噴き出している・・・・

 「あんた・・・大魔神みたいになってるよ・・プハッ」

 ・・・った確かに。
 何とかしようとする度に濃くなっていき大変なことになってしまいました。
 きれいになる為にやっているのに、いつのまにかコメディになってしまっている(ー▽ー)

 結局お前は顔が濃いので(ハテッ?)
 普段の化粧のちょっと濃いくらいでよいと言う事になり
 顔の作り方はまとまったのであります。
 これから鬘のっける時のかお(化粧)の仕方も覚えなきゃ
 そう思うとやはりまだまだ色々と道は遠いのであります。

 では、必死で気長にいきまっしょい(^0^)/

着付けのススメ

 2005/9/1(木)

 ども、プータローです。カモン!バイト!!
 おっと自虐的な挨拶はおいといて、
 先日TVで「古典芸能鑑賞会」の模様が放送されていました。
 そこで、先斗町の芸妓さんが踊ってらっっしゃったのですが
 やはり芸妓さんの踊りってステキダ!(@-0-@)っと今更ながら思ったのであります。
 技芸どうこうではなく
 15やそこらから修行してお座敷に出て一本で生きてきた
 その芯の通った踊りの凄さ、艶っぽさ
 これが「プロ」の踊りなんだなと、生意気にも感じ入ったのです。
 
 っで、一月の会に向けてお稽古も架橋に入って来ました。
 今回は衣裳をつける方が沢山いらっしゃるので
 皆さん汗だくになりながらも練習用の裾引きを着て踊っています。

 んでっ問題はその練習用の衣裳を誰が着付けるかですが
 
 ・・・当然私なわけです。
 「いい加減毎回同じように着付けられないんか?」
 と師匠に怒られる日々・・スイマセン。

 裾引きの衣裳とはその名の通り裾の長い着物で
 女の踊りは裾を引くものが多いです。(ほとんどと言っていいか?)

 これは私がヘタだからかもしれないですが
 タイッヘン着付けるのが難しい(T0T)/のです。
 私が気をつけている事をちょっと羅列
 
・おしりから膝下にかけてきれいなマーメイドラインが出なくてはいけない
・かといって巻き付け過ぎても踊れない
・逆に巻きがゆるいと裾がぱっくり割れ過ぎて狂乱気味な感じになってしまう
・芸者の踊りはやや裾長め、襟は大分抜いて帯は下気味に締める
・娘は帯高め、襟はそこまで抜かない 
・腰紐の位置は重要、腰骨のジャスト上
・裾の返しは左右均等に、程よく
 
 な感じです。
 しかし一番大変なのは
 人によって身長、腰の高さ、胴回り
 がゼンッゼン違うという事で
 
 これつまり臨機応変に着付ける(・・・にっにがて)

 という事が必要となってくるわけです。アセダク(@▽@)
 
 もう着付けたらそのお弟子さんがお稽古している間中
 『裾』凝視です。
 
 『あ~、マーメイドラインが!!』
 『あ~、裾がぱっくりいきそうだ、今すぐ飛んでいって直したい。』
 
 まあ、そういうわけにもいかないので後見の時にここぞとばかり直します。
 逆に満足いく着付けが出来ると
 『ん~いい裾のラインだ。』
 っとちょい怪しい人間になってほくそえんでいます。

 てな感じで日々皆さんの腰の位置、身長、胴回りの大きさ
 に詳しくなっていく怪しい内弟子ですが
 着付けの出来がお稽古に多少なりともひびく
 と思うと全く気の抜けない今日この頃です。
 ではっ(・〇・)/ジャラバイッ

踊り台風上陸

 2005/8/25(木)

 世の中は、台風11号接近中です。
 っで私の方は、『踊り台風』が通過したのでやっとこさ更新です。
 
 先日またまたN○Kでちらし寿司を注文していたら(浴衣で)
 寿司コーナーのおっちゃん数人に
 「おっ盆踊りかい??」
 と問われました。
 
 『あっよく言われます~♪ほほほほ』(っつーか慣れてます)
 
 とめっちゃ笑顔でかえした所
 
 Aさん「おめえ、野暮なこというんじゃねぇ。もっと気の利いた事言わないか。」
 Bさん「へへっおねえちゃん悪いね、ネタおまけしといたから。」
     (あえて江戸っ子口調)

 とサーモンとタコと卵を増量してくれました。
 
 ・・・・・すんごい嬉しかった。スキナモノバッカリ(食べ物の恩は忘れません)
 ついつい師匠に「おっおまけしてくれました。へへへ」と報告しに行ってしまった。

 ビバ!!江戸前!!(ー∀ー)ヾ江戸っ子!イナカモノユエニアコガレ
 やっぱり寿司が一番です。(単純)

 っで毎年やっている夏の公演があったので
 私は制作としてえいこらさ、働いておりました。
 この公演、舞踊界のど凄い人々が出ている訳で
 毎回その踊りを間近で見て
 自分の未熟さを思い知れる自分はかなりの幸せ者であります。
 
 さて、制作で必要なものとは何か
 『軽いフットワーク』
 『腕力』
 『機転』
 『弁当の数を正確に把握すること』

 ではないかと思います。
 特に『弁当』
 これ、かなり大事です。
 注文した弁当とスタッフ、出演者の数が合わない時

 「なんで、なんで合わないの!!」
 「照明何人??お道具は??」アワワワワ

 とひと悶着起こる事になります。
 公演期間を乗り切る為には、スタッフ&出演者さん達は大変な体力がいる訳で
 その為にも『エネルギー』となる『お弁当』は大切なのです。(おかずの内容もね)

 何にせよ公演は無事終了し
 踊り台風が通過し
 
 そして
 ・・・・気付いたらバイトをクビになっていました。(T0T)
 まあ、しょうがないやね。

 いつかこの夏の公演で自分が踊れる日が来るといいな
 と野望を抱きつつ
 またコンスタントに更新しまっしょい。(^∀^)/
 
 ≪帰省余談≫
 東京に戻る時、母が小遣いにと封筒をくれました。
 こんな歳になって小遣いをもらう自分を情けなく思いながら封筒を開けると
 ・・・・・中に『聖徳太子の一万円』が入っていました。キュっ旧札。
 お母さんありがとう。
 ・・・・・どっかで両替して使います。

故郷に一瞬帰る内弟子

 2005/8/12(金)
 
 ちょっと師匠にお時間を頂きまして故郷に帰っています。
 よく考えたら、ってか考えなくても世の中はお盆間近
 始発の新幹線に乗ったというのにどこもかしこも
 【激混み】でした。
 指定席も満席、自由席は当然混みっ混み 

 徹夜明けで座れずふらふらのサラリーマンくんが
 車掌にくっってかかるのを発見
 「とにかく、とにかく何でもいいから座りたいんです!!!」
 確かに、スーツ姿じゃデッキでうずくまるのも気が引けそうです。
 その話題で何十分かもめた後
 危機迫るサラリーマンにお手上げの車掌さんが
 「指定席空いている所どうぞ!!!次乗ってきた人が座るまでならいいですから。」
 と言ってしまっていました。〈立ってる人いっぱいの前で〉
 
 ・・・・・いいんだろか
  
 私もしばらく考えましたが
 まあ仕方がないので、デッキで爆睡
 
 ってデッキで寝る女・・・・

 でも、お陰様であっという間に着きました。(^へ^)ハハハ

 しかし、実家に帰ると今までの生活とのギャップが大きくて
 不思議な気がします。

 あっお皿・・・・・洗ってくれて、ありがとう
 あっ荷物・・・・・お父さん持ってくれるの、ありがとう
 あっ晩ごはん・・・もう出来てるの、ありがとう
 あっゴミ・・・・・捨ててくれるの!?すんません、すんません。

 みたいな

 いやはや怠けてしまいそうです。
 
 って事で明日はおじいちゃんの米寿のお祝いです。
 そういう訳で帰省しました。
 幼稚園から今まで沢山面倒をみてくれた
 大恩人おじいちゃんに何が出来るか
 孫全員で考え中です。 

プラムの赤い誘惑

 2005/8/7(日)

 突然ですが、豆乳が大好きです。(『調整豆乳』は毎日のお供さ)
 コンビニでも、飲食店でも豆乳と名のつくものは
 手当たり次第に購入or注文してしまうありさまです。
 しかし、大体のものは味に『豆乳』の面影すらないわけで
 『どこが豆乳なんじゃ~、普通のパンやんけ。』
 とつい愚痴ってしまいます。ソシテラクタン
 『豆乳』この冠が「客寄せパンダ」化しつつあると思う今日この頃です。

 っで昨日もお稽古日だった訳で
 午前中に『○なちゃん』という1歳児のママのお稽古がありました。
 私は毎回ママのお稽古中『○な』のお守をしています。

 『○な』は最初、かなりの人見知りでなついてくれませんでしたが
 (腕の中で泣き続けて子ざらい状態が何回かあった)
 公園で着物姿で私が滑り台から何回もすべり降りるという一芸(?)
 を披露したのをきっかけになついてくれました。

 そして昨日、イスに自力で登った『○な』はあるフルーツを見つけてしまったのです。
 
 それは「プラム」

 「やばい」と思ったのですが、その丸い赤いものに『○な』は興味深々で
 私が後見から戻った時には、すでに手にとって食い入るように見つめていました。
 
 「多分・・・食べ物と認識されてないよな・・。」

 っと思った私が馬鹿だった。
 気づいた時には、皮ごと丸かじり。

 その瞬間、○なの目がまんまるになり
 とり付かれたようにプラムをむしゃぼり始めました。
 初プラム・・・さぞおいしかったろう
 「おいしーおいしー。」
 一点を見つめたまま『○な』は何回もそうつぶやいていました。
 多分その時の『○な』には私の顔など見えていなかったろう
 
 ただ『なにこれ??おいしい、おいしい!!!チョーおいしい!!』
 
 という事実だけが、目の前を駆け巡っていたに違いない。

 そして、プラムの汁だくだく
 口の周り真っ赤(その姿といい吸血鬼のようだった)
 チューチューチュー
 『こりゃまずい・・・・』
 とりあえず口の周りをキレイにし、汁が垂れないようにカバーし
 一つ食べ終わるのを待ちました。

 っが・・・
 『○な』の頭の中にはテーブルの上の大量のプラムが既にインプットされていたのです。
 「○な、もうやめようね一個でないないね~。」
 
 1歳児に通じるわけありません。
 久しぶりに大泣きする『○な』を抱きかかえて反省・・・・。
 
 しばらく泣き止むまで抱っこ
 ママって大変だ・・・。

 後でママさんに聞いた所、食べ物への欲求は果てしないので
 「これで最後よ」といってもう一個渡すか
 最初から一個しか見せないかしなくてはいけないようです。
 母って偉大だ・・・。

 『○な』が帰った後
 皆でそのプラムを食べたのですが
 確かに甘くておいしく
 結局2個食べてしまったのでした。
  
 大人ってせこいねっ。
 ではっ(ー∀ー)/

三味線のすすめ

 2005/8/4(木)
 
 最近、師匠のお仕事の関係でN○Kに行く事が多くなりました。
 っで発見した事

 N○Kの食堂の『お寿司』はおいしい
 
 もの凄くどうでもいい発見ですが、これが結構まじめにおいしいです。
 しかし、辺りを見回すと意外に職員は『お寿司』を食べていない
 定食より安くておいしいのにナゼなんだ。
 どうでもいい事ですが、妙に気になってる今日この頃です。

 っで勝手に三味線の稽古をはじめました。
 勝手といっても師匠が心得があるので
 構えやバチをあてる角度、糸の抑え方など基本を教えていただいた上で
 メリヤスものと言われる基本曲を練習しています。
 
 しかし、弾く以前にかなり難しいのが調弦です。
 三味線には本調子、二上がり、三下がり
 など色々な調弦があります。
 音は何となくわかるのですが、糸を張る加減が分からんのです。
 1の糸と2の糸を合わせて次、3の糸
 
 『もっと高いな・・・うーんもうちょい、もっとたっかーく』

 ・・・・っでついに先日、調弦中に師匠の三味線の3の糸を切ってしまいました。

 『っげ・・・・・。』

 マジで魔法が使えたらと思いました。
 「ちちんぷいぷい」で糸をつなげて何食わぬ顔で三味線を返却・・・・ステキ(‐▽‐)
 っがそうもいかないので、正直に話しましたんですけど
 当然怒られました。
 
 『切ったのを怒ってるんじゃない、ものの加減を知らない事に怒ってんの!!』

 思い返せば師匠の家で壊したもの
 ・宗家の記念の醤油さし(by掃除中)
 ・皿(数え切れず)
 ・買ったばかりのプリンター(by掃除中)

 ・・・・・・汗。これでは嫁に行けそうにありません。(いやそういう問題じゃないけど)

 って話はそれましたが
 弾くとなるとこれが勝手にやってるだけあって
 
 『バイオリンを弾くしずかちゃん』状態です。

 この前一階に住む姉弟子から
 
 「最近寝てると妙な音がするんだけど、もしかして何か弾いてる?」
 
 との問い合わせがありました。
 
 姉弟子=今つわりで臥せ中。
 胎教に悪いかもしれません。

 でも、三味線楽しい!久々楽器にはまっています。
 近所迷惑にならない程度に自習練するぞっ!
 ではっ(^0^)/

七月大歌舞伎☆千穐楽

 2005/8/1(月)

 今日師匠の家の掃除をしていて溶けそうになりました。
 ・・・・あづい(ー△ー)
 いやいや夏ですね。浴衣を着てる女子をよく目にする季節になりました。
 最近柄のついた浴衣に憧れを感じてしまいます。
 ○イの宣伝のせいか男性も浴衣を着てますね。
 男の子の浴衣もいいもんだ~ね~。

 っで昨日友人と『七月大歌舞伎』千穐楽に行ってまいりました。
 蜷川演出、シェイクスピア『十二夜』の歌舞伎版です。
 
 あらすじは
 双子の兄弟、斯波主膳之助と琵琶姫が遭難した事からはじまる恋のもつれなんですが・・・
 兄が遭難して死んだと思い込んだ琵琶姫は男装して大篠左大臣に小姓として奉公します。
 (なぜそんな事したかというと、まあ生きてく為ってことで・・) 
 小姓となった獅子丸は左大臣がぞっこん惚れている織笛姫に恋の使いとしてやれれますが
 獅子丸を女と知らない織笛姫は、左大臣ではなく獅子丸にぞっこん惚れてしまいます。
 でも獅子丸は男の姿に身をやつしながらも、左大臣にほのかな恋心を抱いています。
 ・・・なんかややこしくなってきましたね。
 まあ、そんなこんなで、琵琶姫が男装したせいで皆の恋心がもつれにもつれて
 さあ大変っていうラブコメディです。カンベン
 (っで結局兄の主膳之助は生きていて全ては丸くおさまります)

 感想ですが
 歌舞伎をちゃんとやりたい、でもニナガワ・・・
 いや歌舞伎を・・でも世界のニナガワ
 歌舞伎・・・ニナガワ・・・・セカイノ・・カ・ブ・キ
 って考えている内に時間が足りなくなって
 全てが中途半端になってしまったんじゃ・・・と思ってしまいました。

 これなら歌舞伎どうのこうの考えずに思いっきり蜷川さんの作品に
 した方がまだよかったのではないかと思えます。
 (比べてもしょうがないけど、その点では野田演出の方に軍配が)
 
 舞台空間も歌舞伎舞台のようで、そこかしこに鏡を使ったり黒を基調に作ってあるせいか
 中途半端さが否めず、二つが上手く接合していなくて
 逆に空間を欠落させてしまっているように思いました。
 よって、役者さん二人が舞台で立っているとなんか寂しいのです。
 そこかしこが埋まってなくて物足りない感じです。
 (通常の歌舞伎でそんな事を感じた事がなかったから思ったんですけど)

 そして源氏物語再び!!か(これもザっ舞台転換な作品でしたが)
 舞台転換の多さに、集中力をもぎ取られました。ソシテネテシマッタ・・・

 そしてそして・・・大変恐縮ながら・・・安藤英竹(by松緑)
 いたい・・・いたかった・・・いやっ痛々しい・・・
 英竹が障子を閉める度に手をはさんで「イターイ。」というのですが
 それが違う意味に聞こえてしまった・・・。ゴメン
 やっぱりコメディ、道化役には力量がいるんだとしみじみ思ってしまったのです。
 腰元の麻阿を演じる亀治郎さんがあまりに達者でおもしろかったから
 よけいに思えてしまった。
 (お若いのにこんなに達者でいいんかと思う位達者だった)

 完全につまらなかったわけじゃない・・でもおもしろくもなかった・・・
 でもスタンディングオベーション・・・
 野田版『砥辰の討たれ』の衝撃的あれ以来
 
 歌舞伎座で売れっ子現代演出家作品=千穐楽、立って拍手&演出家舞台へ

 な形が出来てるんじゃ・・・と心配です。

 ところで、最後に菊五郎さんが工事現場のヘルメットをかぶって出てくるのは
 毎回やっていたのだろうか??はて?
 
 色々生意気言ってしまいましたが
 思ったままの感想であります。
 ではっ(^^)/

ぎっくり稽古日

 2005/7/28(木)

 自己満足の世界ではありますが、書きたいことが沢山あるのに更新できないのは
 寂しいもんであります。
 素敵バイト再希望(すいません)
 24時間営業のインターネット喫茶希望(意外とない)
 剥奪された電話回線カムバック(自分が悪いんですけどね)
 な今日この頃です。
 
 っで

 
 師匠が『ぎっくり背中』になってしまったとです。

 
 先日TV収録の為に、複数の子供達に踊りの稽古をつけていた師匠ですが
 子供があんまり元気なもんで(これが皆スゴイ笑顔で踊るのだ)デモカワイイヨ
 それに答えるべく踊っていたら背中の筋を痛めてしまわれました。
 私も一緒に踊っていて隣から
 『あいてっ!!!!!!!』(最初「どけっ」と聞こえてしまいややビビり。)
 という声が聞こえました。

 っということで翌日の稽古日
 姉弟子は御懐妊の為つわり
 師匠は『ぎっくり背中』

 ・・・・・・あ
 ・・・・・・れ

 っという事で新しい振りを渡す時
 形の説明をする時
 私がお手伝いさせて頂くことになりました。
 
 これは毎回どきどきもんです。振りを渡すということは全ての踊りを
 一振り一振り正確に、形も正しく、わかりやすく踊らなくてはいけません。
 毎稽古時間
 『正しい振り出てきますように、出てきますように、出てきますように。』
 と念仏のように心の中で唱えていました。(TへT)カムバーック、フリ
 
 「なにやってんの!!」
 「もういい、どいてっ」
 これだけは避けたいのです。
 こんな時に役に立たない自分は嫌であります。
 
 しかし、《ちょっと・・・間違えてるかも・・・・》と思う時がやはりある訳で
 そんな時に師匠の顔をちらり見ると、ものごっつい眼光が飛んで来てます。
 (「間違える奴は出て行け~~~出て行け~~~行け~~~。」という光線ですね)

 『ややややばいっやばいっ、テイセイ訂正』
 冷や汗かきながら急いで直します。

 でもやはり形を直す時などは、私ではダメで師匠が立ってしまう時があり
 《あ~先生踊っちゃった・・・・・》
 と自分の未熟っぷりを思い知るのであります。ムネン

 まあ、そんなこんなでしたが
 なんだかすごい為になった一日でした。
 実は自分で踊る時は、なんとなく踊ってしまっている事が多いので
 
 正確な体の向き、足の出す所、正確な形
 
 ・・・・今頃知ってどうする。
 
 お稽古という事の難しさ、奥深さを知った一日でした。
 先生早く腰治るといいな~~。ではっ!がんばって更新しまっしょい(・0・)/

陽気にReading Baton

 2005/7/21(木)
 
 乱雑ですがお気に入りの本を並べてみました。

 『MucicalBatonの「読書版」もあったらいいね』
 と言う事でmilos10さんよりの『Reading Baton』
 http://d.hatena.ne.jp/keyword/Reading%20Baton
 ありがとうございます(^о^)"

 で、またまた大して『読書家』でもない私の
 「現代」の『げ』の字もない以下の答えですが
 ここは開き直って陽気に行ってみたいと思います。
 ははっ、ははっ、ははははっ。

   

○お気に入りのテキストサイト(ブログ)

  ・ 焦燥感(はてなダイアリー) http://d.hatena.ne.jp/milos10/
  未だにお気に入りに登録する方法不明。
  因果関係置いといて純粋に楽しんでます。
  
  ・古田敦也の公式ブログ(ソネット)
  なんで見てるのかよく分かりませんが、なんとなく覗いてます。
  でも『めがねくん好き』な事は確かです。
 
  後は右のお気に入り参照で
 (ちなみにポエムブログを持っているのは私の実の叔父さんです、今旅に出ているようです。)

 
 ○今読んでいる本
 
 ・『味と映画の歳時記』 作者:池波正太郎 出版:新潮文庫
 
 親が好きなんで実家に山ほどこの方の本があります。
 ので、実家から持ってきたのを今頃読んでいます。
 たまに『レトロ過ぎて見たことも聞いたこともない料理』が出てきますが
 読んでいるとなぜか味の想像が出来てしまいます。
 映画のほうも「残菊物語」や「人情紙風船」、「第三の男」など
 ふっるーいですが意外に見たことあるので楽しめます。
 
 ○好きな作家
 
 みっ宮尾登美子。
 ・・・・・じっ自信を持って宮尾登美子!
 

 ○よく読むまたは、思い入れのある本
 
 ・『モモ』 作者:ミヒャエルエンデ 出版:池波文庫
 
 小さい頃、「モモに似てる」と散々言われた(どんな子供だ)のがきっかけで大好きに。
 今でも一番大切な本。

 ・『きのね』 作者:宮尾登美子 出版:新潮文庫

 これ読んで泣いてる時点で「生まれてくる時代を間違えてる」
 っと自分で思います。いやっ、思っときます。でもすっごい感動した。

 ・『不道徳教育講座』 作者:三島由紀夫 出版:角川文庫

 たまに読んで常識を忘れてます。

 ・『大人失格』 作者:松尾スズキ

 本好きに怒られそうですが、お風呂で本とか雑誌読むのが最近のリラックス法でして。
 (あと休日のパパスタイルでテレビ)
 ので楽しい本を読んでいたいので、よくこれを持ち出します。

 ・「さくらん」 作者:安野モヨコ 出版:講談社
 
 最近読んだマンガの中では一番好きです。
 吉原の花魁の話。

 
 ○この本は手放せません!
 
 ・『石田節子の着こなし着付け帯結びーきもの12ヶ月ー』 出版:婦人生活社

 1月から12月まで、その月のモチーフから季節や場に応じた着こなしが詳しく載っていて
 知識の薄い自分には結構為になります。
 あとお稽古でよく「一重太鼓」や「二重太鼓」(帯の結び方の種類)
 の説明をする機会を頂くのですが
 この本には初心者の方でも楽に簡単に着付けられる方法が載っているので
 参考にしてます。
 
 っということで大して陽気でもありませんでしたが
 こんな感じです。
 ではっ(^0^)/

づらづら綴る踊り日記

 2005/7/18(月)

 右の首の筋が痛くて自分でマッサージしていたら
 本気で病院に駆け込もうかと思った位、首と肩全体が痛くなってしまいました。
 もみ返しって恐ろしい・・・・・。(・∀・)ゝミンナキヲツケテネ♪
 
 金曜日の出来事
 初台にある楽堂でお琴と尺八のリサイタルがあり
 師匠がゲストで踊るのでお付きで行きました。
 今回は師匠は顔もドーランメイクだし、衣装も普通の着物だし、ゲストだしで
 沼津ほどテンテコマイではありません。
 
 朝まず、荷物を搬入する為劇場駐車場へ
 しかし関係者用の搬入口が見つからずしばらく劇場施設周辺をぐるぐる
 ぐるぐるぐるぐる
 ぐるぐるぐるぐる
 (◎о◎)
 
 『(T0T)ナンも記載がないな・・・・搬入口とも何とも書いてないし。』

 仕方が無いので劇場に電話したところ
 
 「あっ一般の駐車スペースに停めて下さい。」
 
 『あのっ出演者なんですけど、施設から駐車許可書も頂いてるんですけど
  普通に停めたら駐車料金取られますよね???』
 
 「あっうちは出演者関係なく料金は頂いてますから。どこでも停めて下さい。」

  ・・・・・駐車許可書の意味なし。

 出演者でも駐車料金取るとは『初』です。
 しかしこの施設よく見ると、巨大なスペースになぜか直立する像が一体だけ置かれていたり
 (ナイス無駄ッぷりです)
 楽堂なのに楽屋口のドアが開ける度にギーギーいったり
 (普通、劇場のドアは音と光に目一杯気を使っています。)
 不思議設備いっぱいです。
 師匠曰く 
 『国の施設だからね。』
 
 ・・・・そうなのか。
 
 舞台の方は無事終了、お琴や尺八って
 日本料理屋で流れているようなスローなイメージですが
 実際はかなり躍動的な音楽だと思います。
 かなりイメージが変わりました。

 踊りの方は、古典とは違って日舞を基礎にした創作舞踊という感じです。
 好評でしたが、私は舞台裏にいたので本番は見れなくて残念、無念。
 ちなみに姉弟子の
 「先生、もしやアドリブ??」
 という問いかけには小さく頷いておきました。(ー∀ー)ニャッ
 
 小さい頃は全く意識しなかったけど
 やっぱり自分は楽器好きなんだなと気付いた一日でした。
 (そして、中学の先生が言っていた「尺八を吹く人は必ずハゲる。」
 という言葉は嘘だと気付きました。)
 
 土日は、八月にある公演のDM発送&打ち合わせ。
 師匠は踊りの舞台制作としての仕事を結構メインにやっているので
 自然と私もその手伝いをするようになります。
 制作は、足と体力と気遣いの勝負です。(痩せる事を期待)
 これから、益々オドリな日々が始まります。
 ではっ(・0・)/

 【超私事余談】
 今、バイトの人と話をしていたら、この素敵バイトが今月末で終了する事が判明・・・。
 (ッブブログの更新が・・・・いやいや)
 やっぱり素敵過ぎるバイトは儚いもんです。世の中はそうそう上手くいかないって事ですね。
 っつーか、バイト先が潰れるのこれで三回目ですね。・・・・・・。

勝手にクイズ 【日本の楽器】

 2005/7/14(木)

 最近、用事があって洋服でお稽古場にいた事があったのですが
 お稽古に来るみんなに
 『洋服だ~。』
 「はじめてみた~。新鮮~。」
 と言われました。
 《・・・・・そうか、そんなイメージなんか》
 と不思議な気持ちになりました。
 もしや、『明治開花』な
 『牛丼初めて普及』みたいな
 『これからは洋髪ですわよ奥様。オホホ』みたいな
 そんなレトロイメージになってしまっているのか・・・(-へ-)
 皆の頭の中で、私=『麗子微笑』(by岸田劉生)な事になってたらどうしよう
 と考える今日この頃です。
 
 さて、先日あるリサイタルの稽古があり
 日本の色んな楽器に触れる機会を得ました。
 
 琴、尺八、鼓、三味線などなど
 
 日本の楽器はおもしろいと思います。
 正直各々を習っている訳ではないので
 クイズを出せるような詳しい知識もないのですが

 それぞれの楽器によって唱歌(しょうが)
 という音を口で唱える方法があり
 これが大変おもしろいと思うので
 勝手に出題です。

 Q,これは、どの楽器の音を表現しているでしょう。
 ・三味線 ・太鼓 ・鼓(つづみ) ・笛
 それぞれを当てはめてみて下さい。(一部の音の表現です)

 1、「テレツクテン」
 
 2、「スッポンスタスタスッタッポン」
 
 3、「チントンチャン」
 
 4、「ヒウルーイ、ヒョーイウリ、ヲヒャーラーイ、ホウホウ」(ギャグじゃないよ)
 
 
 誰も答えてくれないのも悲しいので
 まず素敵訪問者、サトレイさんに勝手に答えを託します。
 宜しくです。スンマセン
 
 この稽古の時に 
 「お琴は持ち運びが大変で、持って移動するとトイレにも行けない。」
 という話が出ました。
 で、『なぜ三味線や尺八も分解可能なのに、お琴はコンパクトに出来ないのか』
 という議論になったのですが
 
 『お琴は上流階級の人の奏でる楽器だったので、別に運んでくれる人がいた。』
 (丁稚とか家来とか) 
 『今までそういう商品が出なかったんだから、やはり構造的に無理があるんだ。』

 という結論に達しました。
 前者に納得。
 (だってお琴ってなんかあんみつ姫みたいな人が弾いてそうじゃんっ)
 
 っということで(?)昨日の献立
 
 里芋とこんにゃくの煮物(甘過ぎた)
 キャベツとさつま揚げのさっぱり炒め
 いんげんのゴマ和え(・・・甘過ぎた)
 しじみの味噌汁

 素朴だ・・・。
 自分の作る料理にも『麗子微笑』が迫って来ている気がします。
 ではっ(・0・)/ 

勝手にMusical Baton

 2005/7/10(日)

 今回はmilos10さんから回ってきたMusical Baton
 ぶらぶらしているうちに旬は過ぎてしまいましたが
 ほら、桃とかも「もう食べなきゃやばい。」くらいがおいしいじゃん。
 っという事で勝手且つ無理やりに答えてしまおうかと思います。
 
 っで質問の答えを考えてみたのですが
 なんせ女子にあるまじき感じで
 面白みもなく
 こんなんでいいのかと思った次第です。
 お許しを。
  

 『Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)』
 
 A、なし
 
 あっ・・・・・実はうちの『Mac』もはや置物、良く言って大きな装飾品でして
 電話の加入権もいつぞやか剥奪された訳でして・・・・・
 容量とか論外だったりします。トホホ
 (ブログの更新はうちではやってないのです)

 『Song playing right now (今聞いている曲)』
 
 A、・・・・・。
 
 なんせ邦楽づけの毎日。
 「三味線の幻聴でうなされるんじゃないか?」というくらい色んな曲は聞いていますが
 ここで『今聞いているのは清元「卯の花」で~す』と答える自分がなんだか悲しいので
 
 裏A、今聞きたい曲ってかアルバムは
    クレイジーケンバンド『SOUL PUNCH』です。 
    曲というより、あの今にも誰かを中東の国に売りとばしそうな怪しい顔と声が
    好き好き大好きです。
    何と言われ様とすきすき大好きです。
    アルバムを買うお金がないので、本気でレンタル希望です。
 
 『The last CD I bought (最後に買ったCD)』

 A、「This Armor」鬼束ちひろ

 めったにCD買わないので、これを買ったのも何時だったか不明です。
 鬼束ちひろは、世に出てる曲よりもアルバムに入ってる英語詞の曲の方が素敵だと思います。
 でも、最近突然ロッカーになったり、突然休業したりで行動が怪しくて心配。

 
 『Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me』
  (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
 
 A、1『Time After Time』CyndiLauper
   2『One』AimmeMann
   3『Arrow of Pain』鬼束ちひろ
   4『?』クラリネットの曲
   5『蓬莱』長唄

   1は古いですが名曲だと思うので。
   2は『マグノリア』というラストに大量のカエルが降ってくるおかしな映画に使われている曲。
   3は特に歌詞が好きなので。
   4は題名が分からない!うちは母がクラリネットを生業にしてるので、小さい頃から
   寝ても覚めても鳴り響いていた曲が一つあるのですが、クラシックの知識ゼロの私には
   題名が不明です。
   昔は朝から母がその曲を練習していると
   『あ~~(-へ-)もっと寝かせてくれ~。』と布団を頭からかぶったり
   『テレビの音聞こえないよ~』とイヤホンしてテレビ見たり(無礼千万)
   してたんですが
   姉の結婚式で母がそれを演奏した時に
   なんかえらく輝かしく感動的に聞こえたので選びました。
   姉に題名を聞きましたが
   『モーツアルトのクィンテットだけど何番かわかんない。』
   との事です。はて?
   5は踊りの名執の課題曲で、この曲を踊って名前をもらったので思い出深し。

   
 五番目の質問はバトンを渡す人がいないので断念!残念!すいません(・∀・;)ゝ
 
 こっこんなんで果たしていいんだろうか・・・・
 でもなんかこういう質問考えるのは色々発見があって楽しい。

 っということで(?)昨日のお稽古日の夕飯は
 肉じゃが(味うっすい)
 赤ソーセージのソース炒め
 中トマトと緑野菜のサラダ
 わかめの味噌汁
 納豆
 でした。
 肉じゃがはこの世で一番難しい料理だと思う今日この頃です。
 ではっ(^▽^)/

内弟子のはじまり③

 2005/7/5(火)

 久々映画を見ました。
 「電車男」
 友人曰く「なんか主人公の言動見てると初恋を思い出しちゃったね~。」
 私『えっ・・・・・・・・・・私には超リアル話だったけど。』
 恋愛達者度の違いを見た瞬間でした。ノックアウト ('∀')」カーン

 っということでつづき
 
 「よく言った!」
 
 師匠の素敵なお言葉を頂いて私の『内弟子入り』
 が決定したわけですが
 当時大学生で(しかも中退には半端な四年生)、尚且つ踊りの名前もない私はしばらく
 大学通いながら、バイトしながら
 お稽古手伝うという
 『内弟子見習い』の状態が続きました。
 即、本格的に内弟子状態だったわけではなく
 これもゆったりと自然に慣れていったという感じです。

 っで宗恵さんからもご質問があった「親」についてですが
 「内弟子のはじまり」=「反社会人のはじまり」=「親不孝のはじまり」
 な訳で、これは当然の結果として
 『何言ってんだおまえ?』
 となる訳です。
 最初に電話でこの事を伝えた時の
 
 「・・・・・・・何よそれ。」('∀':)ギヤッ
 
 という血が凍りつきそうな位恐ろしい母の声を覚えています。
 (地の奥底から這い上がるような暗いお声でした)
 我が家は両親が堅く堅実な職に就いているのに(いやむしろだからか)
 兄も姉も『我が道を行く』人生でして
 まさに「とどめの一発」として私がやってしまった訳です。

 しばらく電話でその話題を出すと、「そんな話聞きたくない」という状態が続きましたが
 大学を卒業して正式に「内弟子入り」となる前に
 ついに実家に帰って両親に
 初土下座
 しました。
 
 『大学までやって勉強させてもらったのに本当に申し訳ありません!
 でもお陰で一生をかけてやりたいものを見つけました。ありがとうございます。』
 
 「なにいっとんじゃこらぁー」
 なんて事にはならず、まあそこはひとまず丸く収まりました。
 
 そして、その後師匠と相談して流派のお名前を頂戴する事になり
 大学卒業後、『名執』に
 そして師範を取るその日まで『内弟子』として修行させていただく事になりました。
 名前を執って三年すれば「師範試験」を受けられる
 という決まりにはなっています。
 しかし、自分が師範になれるのは師匠の判断次第です。
 
 「あんたが大成するとは正直約束出来ない。もしかしたら、修行しても身にならないかもしれない。
  師範とってもどうなるともいえない。全てあんた次第だよ。・・・・それでもやる?」

 まあ、それでもやると決めたのは自分ですので 
 何が起ころうと自分の勝手ですね。こりゃ。オカネガナイノモネ(TへT)

 ところで、師匠は私のキャリアのなさについては絶対ふれません
 
 「この道で、やると決めたんだから何でも出来なきゃダメ
  やった事ないから出来ないはただの言い訳。」
 
 こういう所がむしろ私の大きな『助け&希望』になってます。
 
 内弟子のはじまりで落伍者のはじまり
 でも
 舞踊家のはじまりで親孝行のはじまり(これは当分無理か)
 いつかそうなりたい今日この頃です。

 ズラズラズラとすいませんでした。
 次回こそMusical Baton
 milos10さん調子にのってタイトルをパクリまくりました。
 これオールマイティにいけてかなり素敵タイトルです。(勝手に感謝&感服)
 では!(・0・)/
 
 《しつこく余談》
 その後、両親ですが
 名執式の家元とのツーショット写真を送ったり(効果絶大)
 先生のつてで出たTVを見てもらったり(なぜか再現VTR)
 舞台を見てもらったりしているうちに
 「嫁入り道具」を送ってもらえるほどにまでなりました。
 ただ父には未だに
 「ところで、お前は一体何をしとるんや?」
 と聞かれます。残念!

内弟子のはじまり②

 2005/6/30(木)


 別に意味はないけど作ったので自己満足で載せてみました。フロランタン&杏仁豆腐です。

 つづき
 少し話は戻りますが、子役で出た例の公演期間中
 私はこんな恐怖に打ち震えていました。
 『確実に、誰この子と思われている・・・。』コドモナラマダシモ
 『ゲネで画にならないとの事で、立ち位置が変わった・・・。』ゲーン
 『(当然だけど)誰も何も教えてくんない・・。』ドーン
 覚悟も何もない間抜けな私は、そんな訳でちょっと逃げ出したい気分になりました。
 しかし、公演パンフの片隅に自分の名前を発見した時
 不思議な『喜び』と『感動』を感じ、えらいご機嫌になってしまったのです。(・∀・)ヤッホーイ

 っで「大学卒業したら内弟子に入りなさいよ。」
 
 という師匠のナゾの言葉ですが。
 私はかんなり本気にしました。
 小さい頃から踊りをやって居た訳でも
 何か伝統芸能に関して強力な後ろ盾があるわけでもない
 
 『そんな自分にもそういう道があっていいんだ。ってか望めるんだ。』
 
 もう毎日の8割くらい踊りのことを考えていた(あと2割はご飯の事ね)自分にとって
 それはまさに
 【ジョン。抽選で骨一生分が当たったよ!!バウッ】 
 【おじいちゃん、これから毎日「銭形平次」見ていいんだって(?)】
 的道の開け方でした。
 
 しかし、師匠の言葉の何割が本気なのか分からない私は
 しばらく師匠にはこの事を切り出せないでいました。

 そして時は過ぎて大学四年生の初め
 自分の進路を決めるこの時期に
 私はもう気合的には、趣味の粋を超えて稽古を積んでいました。
 今大学で学んでいる事を活かせる仕事というのもモチ考えましたが
 やっぱり頭には師匠の『あの言葉』があり
 もし『踊りの道』にいくなら、自分自身にこの世界の事を叩き込む為にも
 『内弟子』しかないという思いがありました。
 な~んてつべこべ言ってしましましたが、要するに
 「内弟子になりたい。だからなる。」という衝動がありました。
 
 っで、そんな私にある日ラッキーな機会が。
 お稽古の後、師匠から待ちに待った言葉があったのです。
 
「っで、あんた進路はどうするの?」

 私は、しばし挙動不審になった後答えました。
 
 『踊りの世界で生きて行きたいです。』
 
 これ、もはやプロポーズの粋です。
 私それまで毎日考えました。
 師匠に「えっ困ったな。無理よ。」って言われたらどうしよう。
 「何、言ってんの芸道をなめちゃダメよ。」って言われたら・・。

 しかし蓋を開けてみると 
 超笑顔の師匠にこう言われたのです。
 
 「よく、言った!!」

 まあ、こういう訳で『内弟子入り決定』
 となった訳ですが
 これで済むはずないわけで。
 
 あっまた長くなっちゃった(-∀-)ズラズラスイマセン
 milosbatonを握ったまま次回に勝手につづく。

内弟子のはじまり①

 2005/6/28(火)

 さて、いつにも増して私事ですが
 なぜ?日本舞踊の内弟子に入ったか
 今回は、このミステリーに迫って見たいと思います。

 去る○年前、大学二年生の私は歌舞伎を観ていてふと思いました。
 
 『芝居も好きだけど、踊りが一番好きだな。ってか踊りたいな。』
 
 衝動買いならぬ、衝動入門ですね。
 そのまま欲望のままに動き、早速教室を探して見学。
 「どの教室にしょうかな~。」
 なんて全然思わないまま、直行師匠の元に入門しました。
 ザッ直感です。(「あっここだ。」ってな感じです。)
 
 それから、入門してお稽古が始まったわけですが
 これが気が狂いそうな位!楽しかったのです。
 (元々幼少時よりバレエをかじり続け&挫折し、踊る事体は大好きだったのですが)
 
 長年飢えてたライオンが大好きな獲物みつけちゃったみたいな
 飼い犬のジョンが行方不明だった大好きな骨見つけちゃったみたいな
 おじいちゃんが楽しみにしてた「銭形平治」の再放送始まったみたいな(?)

 なんか本能的楽しさでした。

 そしてある日、自由気まま一人暮らしに浸っていた私の
 
 『お昼ご飯はアイスクリーム五本で~す。』(^∀^)~
 
 という『超どバカ』な発言が元で
 「自分の体は自分で管理しろ!!!とりあえずご飯食べていきなさい。」
 という師匠の初説教&ありがたい言葉を頂戴し
 そのままお稽古日には
 姉弟子に手作りご飯をご馳走になるという生活が始まったのです。(ありがたや)
 
 居候のようになった私はお稽古を見学する機会が増え
 「働かざるもの食うべからず」で雑用をこなすようになり
 自然と踊りについて学ぶ機会が増えていきました。
 
 それから一年後(大学三年の終わり頃)
 楽しくお稽古事として日本舞踊をやっていた私に師匠から
 「次の赤坂公演手伝って欲しいの。」
 との突然のお言葉がありました。
 この公演、うちの師匠が毎年プロデュースしている日本舞踊公演で
 色んな人に楽しく日本舞踊を見てもらおうという公演です。
 (そして今思えば、拝みたくなるような舞踊家が集結している公演です)(-〇ー)
 
 私は何故か20歳なのに
 『獅子舞に戯れる子役』 
 という役どころをもらい、7歳も年下の子と一緒に
 羽根突きしながら、獅子と戯れながら
 踊ったのでした。(・∀・)ハハハ アハハハハ
 ほぼ通行人並の役でしたが、なんか衝撃的経験でした。
(でも、あれは子役が見つからなかった末の苦肉の策だったに違いない)

 で、私はこの公演を間近で見て
 「プロの世界」にびびりつつ
 「プロの世界」から逃げ出したくなりつつ
 「プロの世界」に魅せられていった
 のであります。

 そしてとどめは師匠の
 
 「大学卒業したら内弟子に入りなさいよ。」
 
 という半分冗談か、9割冗談か不明の言葉でした。

 あっ長くなっちゃった(^∀^;)
 ので勝手に②につづく。

師匠不在稽古日

 2005/6/26(日)

 髪を切ったらお稽古場の皆から色んな感想を頂きました。
 「髪切った時から思ってたんだけど『カリメロ』に似てるよね。」

 「なんか白土三平の漫画に出てくる子みたいね、あんた。」(BY 師匠)
 
 「ピノコに似てるよね。」

 なぜ漫画?
 しかも『カリメロ』に至っては、殻をやたら中途半端にかぶった黒いひよこです。
 リアルな人間としての例えの欲しい今日この頃です。

 さて昨日のお稽古は朝から師匠不在でした。(お弟子さんの結婚披露宴出席の為)
 ので師範の資格を持つ姉弟子二人が代稽古の日となりました。
 こういう日は普段のお稽古ではちょっと聞きにくい事を細かくやっていきます。
 例えば
 
 ・今更聞けない扇子の握り方
 ・今更聞けないなんとなくやっている振りの確認
 ・今更聞けない踊り方の確認
 
 などです。
 もちろん普段のお稽古でも聞ける事なのですが
 ちょっと身近の人の方が聞きやすい事というのもあります。

 私も
 ・後見でお面を渡す時にどちらの手で渡せば踊り手がやりやすいか
 といった込み入った事を、踊り手とよく話し合って決めたり出来ました。

 代稽古は代稽古でいい所があります。
 
 そしていけない事ですが師範&内弟子の緊張感がどーしても緩みます。
 「なんかいい天気だ~ね。」(-0-)"ボヨヨーン
 「このまま飲みにでもいっちゃうか~。」(・∀・)ガッハッハ(天誅)

 皆でお昼を食べながら
 「これハバネロぱんじゃないじゃん!ハムパンじゃん!。」
 『あ~~、もうメロンパンしかないよ。』
 「あっクリーム入ってる、半分ちょうだい。」
 『パンと味噌汁以外にあうね。』
 など普段ではありえない、女子的学食ムードをかもし出します。
 
 ごねんじゃないかと心配されていたお子様方の稽古も(>△<)センセイイナーイ
 稽古前に師匠が電話をかけて来て
 「ちゃんとやるのよ!」
 と釘を刺す。
 という暗示的手法のせいもあってか何事もなく順調にすすんだのでした。
 
 しかしやはり師匠が帰って来ると、一本糸が張って
 よい緊張感が生まれます。
 お稽古場にはこの空気がやっぱ必要なんだなと実感。
 こういう空気を出せるにはあと何十年かかるんだろう。

 ってことで昨日の夕飯は
 茄子の味噌炒め
 さつま揚げと残り物野菜のおでん風煮物
 キャベツとじゃがいもの味噌汁
 納豆
 でした。なかなか上出来ヘルシー夕飯でした。

 ではっ(・▽・)/

沼津付き人日記

 2005/6/23(木)

 「失敗は成功の源である」
 一体、失敗は何回まで『成功の源』として認めてもらえるんだろう(-△-;)

 っということで沼津続編です。
 内弟子の付き人としての仕事をドキュメントでどうぞ

 会当日、九時に師匠のホテルに集合と言う事で、コンビ二行ってお菓子とか飲み物を買う
 (遠足じゃないって)そんなこんなの時間を考えて8時30分にチェックアウトしました。
 っと思ったら姉弟子から丁度電話が
 「やっぱ来るの九時半でいいって。」
 『・・・・・・・ひゃい。』
 しょうがないのでコンビ二でねばり、朝の散歩と称してホテル周辺を徘徊しました。

 10時30分会場入り
 「おはようございます。」「宜しくお願い致します。」
 各楽屋に挨拶周りをした後、荷物を持って楽屋へ
 今回は地下のスタジオが楽屋代わりなので、まず顔(白塗りの化粧)の出来るスペースを確保し
 化粧前を作りました。(『化粧前を作る』とは師匠が化粧をしやすいようにおしろい、紅、油、筆
 ドーラン、はけ、などを鏡の前に並べる事です)
 支度がすんで廊下を歩いていると師匠が
 「手拭持ってきて、一分以内ね。」(頂いたお祝いの御返しとしてマイ手拭いを渡します)
 『はっはい。』&ダッシュЗ=(・へ・)」
 楽屋へ戻り探したが・・・が・・・・・ない、ない!手拭いない!!('∀')ハハハハ ハハハハ
 『やっちまった感』を抱きながら全楽屋を捜索し、一時間後発見。(T△T)
 本日一回目の「何やってんの△×◇△!!!」でした。
 前の日に一式荷物を預けていたので、他の方の所にまぎれていたのでした。
 
 その後師匠の支度に入るまでしばし会を鑑賞。
 (他流の方の会の場合、頼まれない限りあまりでしゃばって手伝いをするのは×です。)
 
 午後二時支度開始。
 顔(白塗りの化粧)に入る頃から誰も師匠に話しかけられなくなります。
 何か糸がピーンと張って空気が違ってくるのですよ。
 私も顔を作るのをじろじろ見れませんので、化粧前の側で後ろ向きに座り
 横目で師匠の様子を伺いながら手伝います。(つっても片付けるとかゴミ捨てるとか)
 それが終わったら衣装へ。
 後で手におしろいを塗るのでおしろい一式と、鬘をのせた後に化粧を直す為の道具を持って
 再ダッシュ З=(・へ・)」

 (あっあれ?・・・・・足袋を履きながら師匠が私を睨んでいる)
 恐る恐る近づいていくと
 「あんた、昨日この黒足袋洗わなかったでしょう。」
 
 (・∀・;)アッ・・・・・・・・・・・ワスレチャッタ
 
 白塗りの師匠の大きな目が瞬きもせず私をにらっいや見つめている。ッコワイ
 「言わなかったっけ?」
 
 (-∀ー)ウカガイマシタ・・・・ケド・・・キイテナイッテイイタイ
 
 「言わなかったっけ??!!!」
 言葉は悪いですが、正直このままでは食われると思いました。ホネマデ
 『伺いました、、申し訳ありません!!!!』
 
 その後も、顔を直す筆を落っことす
 ぽっけに物詰めすぎて肝心の物出てこないなど
 テンテコマイ。(@0@)ア~ア~ア~
 
 そして結局師匠は、一度も洗っていない為のりがついて踊りにくく、尚且つ色が落ちまくる
 足袋で踊られました。本当に反省。反省してもどうにもならないけど反省。

 終演後、ベビーオイルを使って化粧を落とします。
 私はふき取る為の濡れたタオルを往復運搬。
 その後着替えを手伝って、一式片して車に運んで終了となりました。

 今回はこれでも失敗少ない方・・・・です(汗)
 いつになったら気の利く、成功する付き人になるんだ、私。
 遠い目(-へ-)

沼津の踊る女神たち

 2005年6月21日(火)
 
 髪を切りに行きたくても行けないジレンマに悩まされていたら
 朝の五時までやっているナイスな美容院を見つけて行ってきました。(・▽・)サッパリ
 深夜の美容院にやってくる人々はキャバ姉や土方の兄ちゃんなど様々で、
 私の隣の席には
 「賭けに負けたんで丸坊主にしてください!!!」
 という酒気帯びサラリーマンが。(何の賭けかはナゾ)テンション高めの彼でしたが
 担当の美容師に
 「あっじゃあ仕方ないですね。」
 とクールに返されそのまますっぱり丸刈りにされていました。
 つるつるにされてしばし唖然の彼に対し、またもすっぱり
 「では、シャンプーしますんで。」と美容師。
 髪といより頭皮を洗われている彼がなんだかせつなく思えました。
 
 前置きが長くなりましたが沼津に泊りがけで行って来ました。
 師匠が友人の会で踊られるのでお付としていったのです。
 私はかゆい所に手が届く存在となるべく、荷物運びから、顔(化粧)の用意
 片付けなどなど、エイコラサと動きます。(でも失敗と忘れ物の連続ですがっ(ーзー))

 この会の会主は今年米寿(88)を迎えられる方で
 好物は『コーラと肉』という、すばらしい先生です。
 (冗談はさておき本当に素晴らしい先生です)
 ・・・・・・が先生もともかく凄いのはそのお弟子さん達なのです。
 80代の女性が多い会なのですが、皆さんザッ超人です。感動的ですらあります。
 (なんせ50代は『あの子』と呼ばれるのですぜ)
 そんな女神様たちの話をいくつかどうぞ

 1.米寿で「藤娘」
 なんと御歳88歳を迎えられる方が、衣装付で「藤娘」を踊られたのです。
 これはつまり、亀仙人の甲羅を背負って2キロ走るに相当する体力消費です。
 渋谷の若者の何十%かは酸欠で倒れる行為かと思います。
 私が言うのもおこがましいですが、大変かわいらしく、色気があり本当に素敵でした。
 これはもう間とか体がどうこうの話ではなくすべてを超越してしまっています。
 歳を重ねても、踊る喜びに溢れているその情熱と体力に涙涙でした。
 終演後、溢れる涙をハンカチで必死でおさえる車椅子の娘さんをお見かけし
 何だかそこにドラマを感じてまた涙でした。
 
 2、働く女神たち
 会の終了後に会主さんの自宅で打ち上げがあったのですが
 そこでも80代の女神様は健在でした。
 とにかくビール運びから、食事の準備まで働く働く
 (・・・・さっき衣装つけて踊ってたんだよな)
 と疑問を抱きつつ「あの私がやりますので。」と言ったところ
 「何言ってんのよ、いいからいいから座っててよ。」とおっしゃって頂き
 結局そのまま一緒に働いたのでした。
 一段落ついた後もビール瓶を怒涛の勢いで空け続け
 「今日は本当に感無量で・・・・涙」
 「この赤飯、朝五時に起きて作ったのよ」(*めちゃうま)
 「戦時中は戦争に行きたくなくて皆醤油を飲んだのよ」
 などなどと泣いて笑って大宴会
 出前ののびたラーメンに対し
 「ラーメンが『のびたくん』」(!!!!)
 「そんな『のびたくん』食べれない、がはははは。」
 (・・・・・本当に80代なんだろうか)
 という卓越したギャグを飛ばし続けていらっしゃいました。
 
 私は今まで見たどんな若者よりもこの女神様たちに
 『生きる力』というか『生きる喜び』のようなものを感じました。
 そして『踊る喜びと情熱』を学びました。
 帰路で姉弟子とあのパワーの秘訣はやはり
 朝から『コーラと肉』だ(プラス酒と踊り)
 という話になり、師匠に勧めて見ましたがやはり却下でした。
 (師匠は超ヘルシー思考です)

 ともかく大変でしたが素晴らしい経験となった沼津遠征でした。
 ビバ女神様!(・0・)/

 《余談》
 宿泊したビジネスホテルで、うとうとし始めるその度に隣から
 「ウィーンゴゴゴゴゴゴゴ、ジャーーーーーー!!!ジョーーーー!!!」
 という音がし
 『何回トイレを流したら気が済むんだ、隣人!!』
 と怒って何回か壁をノックしたのですが
 朝見たら、そういや隣はエレベーターだったのでした。
 (それもどうかと思いますが)

行間を踊れ

 2005/6/16(木

 最近自分の脳みそが怪しい事になってます。
 猫背椿を珠代姉さんと間違えるだけでなく
 日にちの感覚が全く無くなってきているのです。
 「あれ?タモリ倶楽部やってないな。」(-△-)ナゼプッスマ? 
 と火曜日につぶやいてみたり
 「今日3月24日だよね。」
 と5月1日につぶやいてみたり(意味が分かりません)
 脳内時間と体感時間に大きなズレが生じているようです。
 そろそろカレンダーをかみ締めて生きていかなきゃならん(-へ-)ネッ
 と思う今日この頃です。

 さて昨日も(そして今朝も)お稽古だったわけで
 昨日は沢山のお浚いをお弟子さん達と一緒にしたのでした。
 今はほとんど皆さん振りが通っているので、通しで一回踊ってもらうだけなのですが
 いくつかは横で一緒に踊ったりします。
 っで、その私の踊りを見ていた姉弟子にこんなアドバイスを頂きました。
 
 「音をきっちりとろうとするのはいいけど、踊りが四角いよ。」

 《四角い??》
 ・・・・四角い・・・四角い!!!???
 小学生の時はみかん星人に似てると言われ
 中学生の時はバスケ部ゆえにバスケットボールに似てると言われ(T△T)ナンジャソリャ
 顔も踊りも頭も何もかも丸いと言われて生きてきた私にとって
 『四角い』なんて初耳っすよ・・・
 のでしばらくその言葉の意味が分からなかったのです。
 例えば男の踊りを踊っていても
 師匠にはたいてい
 「丸いよ、おしりも踊りも何もかも。」(-∀-)ソシテカオモ
 と指摘されるのです。
 丸いと四角じゃ正反対ではありませんか。
 ので姉弟子にもう少し詳しく聞いて見たところ
  
 「振りと振りとの間が繋がってないってことかな。」

 とのお言葉が。
 つまり点と点を、振りと振りとの間を飛んで移動するのではなく
 そこを線でつないで踊らなくてはいけない
 という事なのです。
 
 私はなんだか国語の授業を思い出しました。
 「この行と行の間、言葉と言葉の間を読み取ってみましょう。」
 なんて事を言われたっけな。
 『行間を読み取る』なんて当時はあんまり意味を感じませんでした
 大抵学校では答えが決まっているので
 答えた事に関してバッテンされた日にゃ
 『作者がそう思ったかどうか分からんやん?なんで正解があるん?』(by方言)
 と青臭くひねくれてみたもんでした。

 話はそれましたが、行間(振り間?)を踊るというのは
 とても難しく
 そしてとても大切なことです。
 学校ではないので行間をつなぐものが
 直線だろうが、曲線だろうが、山切りカットだろうが
 個人の感じたものでいいと思います。

 ただ今の自分はまだ『切り取り線』でしか踊りが繋がってないと思うのでした。
 (切り取り線すら怪しいかも)
 いや道は遠いね。


 ってことで昨日の夕飯は
 讃岐うどん
 でした。
 自分はゆでただけなのに絶賛されるというのは
 これつまり素材の勝利です。(微妙な心境)
  
 なんだか抽象的で分かりにくい話になってしまいましたが
 ともかく明日から師匠の付き人で沼津に行ってきます。
 ではっ(・0・)/
 

梅雨入り☆浴衣宣言

 2005/6/12(日)

 ついに梅雨入り宣言
 そして、ついに浴衣を着始めた今日この頃です。('∀')"ビバ!ボンオドリ
 蒸し暑いというのもあるのですが、1枚しか持っていないサマーウールの着物が
 破れてしまったのです。ショック。
 
 最初、お稽古中に袖の部分が派手な音を立てて
 そして、「三つ面子守り」というお面を使う踊りでの後見中に
(踊っている人に小道具を渡したりする役目、サポート的役割)
 中腰で移動してはびりっ
 お面を渡してはびりっ
 小道具を渡してはびりびりびり
 やばいところから気配がするのです。
 気になるので密かに確かめてみると
 
 ・・・・・・・・やっぱり
 なんと、『おしり』の部分が・・・(T0T)」ギャー
 じわじわときている!!!!
 次第にほつれが広がっているのが分かり
 
《ヘルプ!今手が離せないからもう少し我慢して》
《・・・っつーかやだ、婦女子にあるまじき姿だから、ちょっと待った!》
 
 伝わるはずもないのに、着物に対して強く念じてしまったのでした。

 結局お稽古終了後、着替えの浴衣を持ってそのままダッシュ。
 鏡を見てみると
 ぱっくり割れて中の襦袢が『こんにちわ』しそうになってました。
 《('△'@)。。恥!でもダッ誰にも見られてないよね・・・》
 実は『おしり』の部分はよく動くので確かにほつれ易いのです。
 しかし、不覚にぱっくり割れているのは、男の人しか見た事ないのですよ。
 体重は減ったはずなのに、もしかしておしりだけが肥大しているのか?
 踊って足腰使うからなのか、私。
 ・・・まっまさか、おばさまになりつつあるのか、私。
 
 ともかく家で繕って復活させなくてはいけません。
 この着物は師匠が若い頃(無礼千万)着ていたもので
 オレンジのストライプっぽい柄で大変かわいいので気に入っているのです。
 何より頂いたものですから。
 しかし、私の裁縫技術で復活するのだろうか・・・・不安。(+すごく不安)

 っということで(?)
 金、土続けてお稽古日の夕飯は
 カレー(ザッ定番メニュー)
 海草サラダ(新潟の採れたてワカメ入り)
 とろろ昆布汁(簡単)
 でした。
 カレーは一度に10人前作るので一向になくなりません。
 しかし大鍋料理はお稽古の合間にいつでも用意出来るので
 かんなり助かります。正直大好きです。
 
 それにしても梅雨入りとは・・・
 あっという間に夏が来るんだろうな。ではっ(・0・)/

 《余談》
 早速、浴衣を着てスーパーに買出しに行った所
 レジの李さんに(中国の方)
「キョウハカジュアルネ。」
 と突っ込まれました。
 そんな私はご近所の人と結構仲良しです。
 (しかし浴衣で出歩くのはせめて七月からにしたいもんです)

流浪のバイト人

 2005/6/9(木)

 20分寝坊しといて、布団上で大仏になっていた今朝の私です。
 「このままバイト休んだら・・・二度寝&再放送の『カバチタレ』を堪能出来る。」
 (・・・すごい幸せ)
 
 毎朝こんな事を考えている次第です。(・▽・)ワッショイ
 
 さて今でさえ、このまま永遠に続いて欲しいナイスなバイトにありついている私ですが
 そこに至るまでに数々の珍バイトを経験してきました。
 内弟子は、勝手ながら踊り&師匠の用事を最優先しますので
 シフトがスーパー不定期、突休する、早退する
 という雇い主にとってサイアクの生き物です。
 よって
 「出勤、今月まででいいから。」
 というお言葉をよく頂戴するわけですね。(とーぜんです)('∀')ゝドーモデス
 まあ、流浪するのも私の勝手な都合というやつです。
 
 今までやったバイト(事件?)をいくつかどうぞ

 1、お運びさん??か?事件(3日でさよなら)
 着物を着て料理を運ぶいわゆる「お運びさん」がやりたくて神楽坂の割烹へ
 出勤してみると大層綺麗な着物をあてがわれました。(^0^)ワーイ
 そこに、どらえもんみたいな女将が登場
 「もっとえもん(着物の衿の所)抜いて!うなじ出して出して!」
 と言われ(あれ(?へ?))疑問に思いつつも仕事開始。
 いきなり、お座敷に一匹で放り込まれたものの
 確かに料理を運んでいる私にとりあえず一安心。
 ・・・・っと思ったら
 「おい~、ひざの上で酌しろよ~。」「こっちこいよ~。」
 という酒気帯びおっさんの言葉に疑惑再発。(あれ、私何か間違ってないか?)
 次の日、出勤するとどらえもんママに自室につれていかれ
 「あんた髪ひっつめすぎよ」(だからお運びさんじゃ・・・)
 と有無を言わさず髪の毛を直されました。鏡を見てみると
 ・・・そこには小森のおばちゃまが(T0T)ワタシ、ワタシジャナイ
 (あれは今でも頭に玉ねぎがのっかっていたとしか思えません)
 そのまま大映グループ会長とやらの席に新人何名かと連れていかれ
 「ニューフェイスで~す。」
 とご紹介。(ノリで『ニューフェイスの○○です』と言ってしまいましたとも)(ー△ー:)
 「ところで君は着物の下は晒しを巻いているのかね」
 との会長のお言葉に(やっぱ仕事のジャンル間違えちゃったよ)と気づいたのです。オソイッテ
 お運びさんと座敷係の区別もつかなかったおバカな話ですよ。ははは
 ちなみにその割烹はお料理もおいしくて感じのいい所ではありました。

 2、おもしろモバイト
 今でも登録しているんですが、空いた日にエントリーしてモバイトするあれですね。
 私の登録している支店が倉庫街が近いので
 よく出荷物整理の仕事が回ってきます。ある日立会川の倉庫に行ったところ
 倉庫の隅から隅までずず~~いとAVが積み上げられておりました。
 昔のアイドルっぽいのから、○島愛、あきらかに正規の商品じゃないのまで
 ずいぶん豊富な品揃えでした。
 何も知らなかった男子諸君が
 「おお~。」と色めく中
 八時間永遠にAVのパッケージのビニールを剥がし続けるという
 おかしな仕事が始まりました。
 ですが、さすがに何時間もAVのパッケージを見続けると
 最初「げっ!」(さすがにキャーと言う歳ではない)と思っていた女子諸君の感覚も麻痺し始め
 《同じタイトルは見飽きた、次のが見たい》
 と不思議な刺激を求め始めるのです。
 そして、浮き足立っていた男子諸君に至っては 
 《本気で飽きた(‐△‐)》
 と遠い目をし始めたのでした。
 この違いは何なのだろう。教えて。
 何にせよ、単純作業好きの私にとってはなかなか楽しい仕事でした。
 しかもAVのサブタイトルというのは、物凄い『とんち』が効いている
 ということを発見し、ちょっとネタにしたりしました。
 B型気質の友人に大層うけました。 
  
 バイトの話ごときで長々と・・・スイマセン
 これでは書き切れないので勝手に
 ②に続く。(何時の日か)
 では(・0・)/

内弟子、六月大歌舞伎を観る。

 
2005/6/7(火)
 最近、吉本興行の珠代姉さんと猫背椿(大人計画)の区別が全くつきません。
 オダジョーの出ているカードのCMを見る度に
 「これはどっち???」(「うちの別荘にこなぁ~い」と言ってる人)
 と深く考えてしまいます。珠代姉さんは実は猫背椿っとか・・・・ナイヨネ

 そんな訳で(?)金、土とお稽古日を経て、日曜は友人Tと六月大歌舞伎昼の部を観に行ったのです。
 演目の紹介と感想を長々とどうぞ

 【輝虎配膳】 
 長尾輝虎(梅玉)は敵方の軍師である山本勘助を見方につけたいと考え、勘助の母越路(秀太郎)
 と妻お勝(時蔵)を館に招いてもてなします。しかし事情を察した越路は、輝虎自ら運んで来た膳を
 飛馬の父並に足蹴(!)にして抵抗。短気な輝虎は越路を切りつけようとしますが、お勝が必死で
 止めに入ります(ちなみに武器はお琴です)。

 勘助の母、越路。
 これ「歌舞伎の三婆」(おいおいなんだそれは)に数えられる大役だそうです。
 三姫(時姫、八重垣姫、雪姫)があるのは知っていましたが
 婆さん役にもそんなのがあった事に驚きです。
 調べてみると「道明寺」の覚寿役、「盛綱陣屋」の微妙役は絶対で後は色々のようです。
 (他にも『歌舞伎の三女房』なるものも存在)ワォッ

 話自体は激昴する輝虎に対し、なぜかお勝がおもむろに琴を取り出し、弾き歌ってなだめるという
 不思議ストーリーでしたが、そんな事は歌舞伎ではお馴染みです。そこがおもしろいのです。
 刀を抜いている人間の前で琴を弾くお勝(・0・)アブナイッテ
 お琴を取り上げられても喰らいついて琴を弾くお勝(T0T)スゴイッテ
 現代では考えられない、美学(?)があります。

 生意気言うと、貫禄ある秀太郎さんの越路がうすくなりそうな舞台を引っ張っているように
 感じました。時代物は観てるといっつも意識が遠~く(-△-)に行ってしまいがちなのですが、
 今回は集中して観れたのです。役者さんの力はすごいです。
 
 友人Tが、お勝が驚いて倒れる際の「しえ~~~~」という台詞にうけていました。
 型の一つとは分かっていつつも確かにおもしろゼリフが歌舞伎には多くあります。
 笑う時の「はぁ~んは~」「はんは~」(なぜか掛け合い)とか

 【素襖落】
 主人の大名(富十郎)の遣いでその叔父宅を訪れた太郎冠者(吉右衛門)は、美しい姫御寮(魁春)
 にもてなされ、酒を飲んで楽しく過ごした上、素襖(きれいな着物)まで頂戴して帰宅します。
 太郎冠者はけちな主人にみつかって、素襖を横取りされないよう、素襖を必死で隠しますが・・・。

 同じ松羽目狂言でこの前、吉右衛門さんの「釣女」を見てしまい。あのスーパーインパクトのある
 おかめ顔が忘れられない為、勝手ながらこの演目の印象と笑いが薄くなってしまいました。
 ただ、姫御寮の前で太郎冠者が那須の与一(源氏軍の那須の与一が平家軍の船上の扇を射落とす
 という屋島合戦の有名な話)の様子を踊りで再現する場面で
 あの広い舞台一杯に、源平の合戦の様子、扇を射抜くその瞬間
 情景の一つ一つがはっきりと見えた気がしました。
 あといつも踊っていて酔っ払った踊りって難しいと思うのですが
 やっぱり役者さんは見事です。ナイス千鳥足。
 ・・・・こんな踊りが踊れるようになりたい(未熟者)

 【恋飛脚大和往来】
 大阪新町の遊女梅川(孝太郎)は、飛脚問屋の忠兵衛(家元・染五郎さん)と恋仲である。
 だがある日横槍を入れてきた丹波屋の八右衛門(仁左衛門)と身請けの話で揉め、自分への悪口
 雑言を繰り返す八右衛門にカッとなった忠兵衛は、預かり金三百両に手を付けてしまいます。
 「おまえの金は嘘だろう」とからかわれ「違うやい!見てみろ!!」と大切なお金の封印を切って
 しまうのですよ。(封印とは小判を包んでいる紙です)
 公金横領の大罪を犯した忠兵衛は梅川と心中を決意し、生まれ故郷の新口村に逃げのびます。

 女に溺れて公金横領とは某チリ人女性と日本人との話を思い出しますが('△')アニタ
 歌舞伎となるとかなりの純愛で胡散臭いイメージがなくなって
 泣けるから不思議です。

 忠兵衛といえば仁左衛門さんの当たり役ですが、今回は脇に転じて家元を見守るようです。
 家元は色気といい、バカぼんぼんぶりといい、公金に手を出してからの鋭さ、悲壮さ
 といい素敵素敵素敵でした。
 仁左衛門さんは田舎のブサイク男にはどうしても見えず、「全然総スカンの八っつあんじゃないよ、
 カッコいいよ、普通に身請けOKよ。」と思ってしまいましたが、脇で支えてるってことでありだと
 思いました。でも後半の「新口村」の孫右衛門では完全に他を食ったすばらしい、父っつあんぷりで
 涙々でした。(TへT)クゥー

 あと秀太郎さんのおえんが素敵でした。花街に昔から染まっている女の姿をリアルに感じます。
 昔、秀太郎さんが後ろ姿で着物を腰の辺りまで脱ぐ場面を見た時に、銭湯で見るどんな女の人の
 背中より女性らしくて、色っぽかったのを覚えています。なんか丸みがあった。
 
 ここまで書いといて何ですが、なんだかやっぱり
 歌舞伎の感想はマニアックでより自己満足な文になると反省。
 
 まあまあ、あくまで私主観の感想でした。ではっ(・0・)/

 

 


 
 

嫁に入る?内弟子

  2005/6/2(木)  
 昨日、突然実家の母から『嫁入り道具』が送られてきたのです。
 
 ・・・・・・・なぜ?????(嫁に行くってかそれ以前の問題なんすけど)

 一ヶ月ほど前に実家の方で「広告などで2,3回着た着物を安く売る展示会」
 があったらしく、母から
 「安くていい色無地見つけたから送るわね~(^0^)/オホホホ」(色無地=一色染めの着物)
 というありがたい電話があったのは覚えているんですがっ・・・
 (しかもうちの流派の紋を入れてくれた)
 いざ届いてみると(お稽古場に)、大き~な箱で重量感タップリだったわけで
 《こりゃ一枚じゃないわな》
 と見てみたのですが
 留袖、色無地、訪問着(着物には用途、柄、形などによって種類があります)
 が入っていました。
 スーパーワンセット!!(これ全部持ってれば結婚式だろうが何だろうがOK)
 (・0・:)唖然とする私に師匠が
 
 『・・・・嫁入り道具じゃない?』
 
 「そっそうですかね。話では色無地を1枚と聞いたんですが・・・・。」

  確認すべくメールを送りましたとも
 『あのっ着物ホントにありがとう。あんなに大丈夫??もしや嫁入り道具?』
 <返信>
 『嫁入り道具のつもりです。母の役目を今のうちにと思って・・・』 
 
 (T0T)¨・・・・・・・・・・なっなんか深刻だな
 (・・・母!まさか重い病気とかじゃないよね??ワタシガイキテルウチニトカ・・・)
 (それともやっぱり早く嫁に行けって??・・イヤダカラソレイゼンノ・・)

 まあ、つまりは母がもう直ぐ定年で仕事を辞めるかもしれないので
 買ってあげれるうちにという、なんともありがたいコトなのでした。(父は既に定年生活)
 ホント大切にします。
   
 ということで意地で持って帰りましたとも
 お稽古場から私の家まで徒歩で15分位なのですが
 着物三つを畳紙(たとうし)のまま大きな風呂敷に包んで
 泥棒みたいに担いで夜中の12時過ぎに歩きましたとも(・∀・)ハハハハハ

 帰り際に姉弟子に冗談で
 「・・・・・売るなよ(-▽ー)オカネニコマッテルカラッテ」
 とささやかれました。
 まっまさかね・・・売りませんよ~、売るわけないじゃん~、はははは(・▽・)
 
 まあ冗談はさて置き、そろそろ桐の収納箱でも買ってちゃんと整理しないとな 
 と思う今日この頃です。

 ッてことで(?)
 昨日の夕飯は
 牛丼(師匠がたまねぎダメなので抜き)
 サラダ(ブロッコリー茹で過ぎた)
 しじみの味噌汁
 でしたっ。上出来でしたっ。
 しじみを水につけてるとうねうね動き出すのですが
 それを見てるのが好きです。(根暗)

 ともかく嫁に行く以前にやる事沢山はあるのですが
 お蔭様で道具だけは完璧!っということで
 この着物達が沢山の踊りの舞台や仕事で役に立つよう、精進致します。(いや肝心な事でも・・)

 ではっ!今週はここまで。

 <余談>
 母からまともにメールが来る今日この頃に驚きを隠せません。
 以前は
 「イマホッカイドウ モウカエル」
 という戦時中の電報みたいな凄いメールがよく来てました。
 母、すごいねっ。IT革命だねっ。(?)

コリドー街の熱い夜

 2005/5/31(火)
 
 昨日は久々飲みに行ったのです。(-o-)ゞウィッ
 内弟子も合間をついて上手く遊びに行ったりするのです。
 情報誌の編集をやっている友人にいいお店を聞いてみたところ(残念ながら今回 不参加)
 
 「今・・・コリドー街が熱いね。」
 
 との事で、アツイ?アツインダッテヨ
  熱いんならアツイんだろ!
 ってことで行ってみたのです。

 ご存知、銀座コリドー街とはJR 高架下を新橋の方向に沿って続く飲食店街で
 私も何回か飲みに連れてってもらったのですが
 安くて、うまくて、居心地いい
 上を通る電車の音でさえ「こりゃまた一興、一興(・∀・)アーヨイヨイ」と思えてしまいます。
 んで彷徨った末、『文蔵』という飲み屋に入店。

 相も変わらず、数センチ飲んだ時点で私はゆでだこになってしまい
 「テーブルの色と同化してるよ」
 と友達に指摘(?)心配(?)されました。(ちなみに赤くなる女がかわゆいという説は
 嘘だと言うことを私は確信しています。有り得ないだろこの姿・・・人によるのか・・・)
 
 一緒に行った友達は、学生の頃からつるんでいる人なのですが
 ズバッと物を言うB型的気質や(でもなぜかO型)、気兼ねなくバカな話(いかにバカな話かが重要)
 を出来るところなどを密かに愛しています。(女ですけどね)
 
 さて、昨日彼女と飲みながら話した驚きの事実について。

 1、ガム
 ガムを包んでいるあの銀色の紙には、実は何%か本物の銀が含まれているらしいです!
 (だからあんな色が出せるんですね)

 2、飯能で人身事故
 先日、飯能で人身事故がありダイヤが乱れたらしいのですが、実はこれ人ではなく
 たぬきをひいたらしいのです!今の時代でもこんなことがあるのですね(場所が飯能だし・・スイマセン)

 3、とく○ね事件
 先日、某局の報道番組『とく○ね』で中継が終わったというのに、カメラが笠井さんをパン
 したまま動こうとしませんでした。おかしいと思っていたら、突然スタジオに映像が戻ったのですが
 これがまたまたカメラがパンしたままだったらしく、肝心の○倉さんの姿がないのです。
 ようやくカメラがひいたのでよく見てみると
 なぜかそこには頭を抱えてうずくまる○倉さんの姿が・・・・映っていたらしいのです。
 (ついに頭に乗っかったものがズレちゃったみたいです!!!!)キャー

 ほぉ~~~~~~、ねぇ~~~
 びっくり。

 


 
 


 ってこれ全部ウソです。
 
 実はこれ彼女が『エイプリルフールについた嘘』の数々なのですが(最近これに凝ってるらしい)
 この「まさか!」と「リアル」のうまい調合ぶりに
 絶対こいつすげぇ!と感心したのであります。
 (現にこの嘘の被害者は被害を受けてから数週間、彼女の話に疑惑を持ち続けたらしい)

 まあこんな感じの話を永遠をしながら、笑い続け
 十分に腹筋を鍛えたのでした。
 
 そして、かなり飲んで食べて騒いだのに
 一人二千円ちょいだったのであります。
 (ちなみにポテトサラダはおばあちゃんの味がした、美味しかった)
  (コロッケも揚げたてサクサクだった)

 でも、いいのか女二人でこんな色気も何もない話で盛り上がる私
 飲んだくれる私
 真っ赤になってる私
 (彼女はいいとして)
 ・・・・まっいいや(すごい楽しかったし)
 
 なんにせよ!コリドー街は色んな意味で熱いと思います。オススメデス